仕事が早く終わったから、ドライブしようってなった

「どこ行く?海とか行っちゃう?」


「海いいね!行こう行こう!」



途中途中渋滞があったけど、予想してた時刻に着いた


「平日なのに、すげ〜人」


「観光地だからな…

あの店で飲み物買おうか?」


「おっ!飲みたかったやつ!」


「そうなの?言ってよ!家の近くにもあるじゃん」


「そうだけど、いつでも行けるって思ったからさ!

ふふ、僕ね、ミルクティー。わらび餅増し増しで」


「増し増し?そんなの出来んの?
じゃあ俺は、カフェオレ。俺もわらび餅増し増しで」


🧋🧋


「んふ…美味しい」


「美味い!わらび餅ぷるぷる」


「ミルクティー飲んでみて?さっぱりしてるから」


翔くんのカフェオレも一口貰った


「どう?美味しいでしょ?ミルクティー」


「うん。美味い!」


「ふふ」




夕方に近づくに連れて、段々空いて来た


海岸も観光客は少なくなって、犬の散歩をしてる人が増えて来た


「智、海岸歩こうか?」


「行こう行こう!」


風が凄く気持ちいい

砂の上をザクザク歩いては止まり、歩いては止まり

それは、光ってる石や貝殻を拾って、「綺麗だよ、これ!」

って、やってるから

そんな事をしてたら、空にオレンジ色が混ざって来た

「翔くん、空凄い綺麗

カメラ持ってくれば良かったな〜

スマホで撮るか!」


「智、波に気を付けて」


ふっ、可愛いな…

俺も撮るか…
智を…


夕陽に智
オレンジに揺れる水面と智
砂浜に智
キラキラな笑顔の智


綺麗だよ

まるで宝石のようだ…

俺はこの宝石をずっと大切にする
この輝きを濁さない
この輝きをずっと守る



「翔く〜ん、帰ろ〜う」


「うん、帰ろ〜う」


「いっぱい撮ったから、後で見てね!」


「ああ…

…智?」


「ん?」


チュッ


「(///ω///)翔くん…」


「智、愛してるよ」


「うん。僕も」


「うん…んふ…

俺も飛びっ切りの写真撮ったから…」


「えっ、それ、見せてよ!」


「ああ、見せるよ

…なんかうまい物食って帰るか…」


「おー!いいね〜!
…あっ…(←指輪を無くしてないか慌てた)

ふふ…」


「智、簡単に抜けるようなサイズじゃないよ

(薬指にチュッ)

大丈夫だから」


「うん。ふふ…」

翔くんはいつも僕を優しく包んでくれる
何もかも安心する
翔くん、だ〜い好き



おしまい



読んで頂き、ありがとうございました
いいね、コメント、メッセージに凄く励まされました
本当にありがとうございました

智くんは翔くんのお陰で立派なカメラマンになれました。長野先生では叶えられなかったカメラマン。翔くんが一から教えてくれました。手取り足取り
そして2人は恋をしました
素晴らしい恋です
純粋な智くんを優しく包む翔くん
エッチも大好きな翔くんです
そして2人は愛を誓いました
幸せいっぱいです
私もこんな2人の物語を書けて幸せです
ありがとうございました
次回から新しいお話です。こちらもよろしくお願いします

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