サブローが出迎えてくれた

パグ ワンワンワン


智 「サブロー、来たぞ〜
よしよし…いい子にしてたか?」


櫻井 「あ、どうも、こんにちは〜」


母 「いらっしゃい!ふふ、カジュアルな櫻井さんも素敵ね!」


櫻井 「そうですか?ありがとうございます」


智 「翔くんは何着ても格好いいんだよ〜
なあ、サブロー

…あっ💦」


櫻井 「…はっはっ💦 今日はいい天気で良かったですね〜。はっはっはっ…」


母 「…もういいわよ。誤魔化さなくても…
この間来た時に、そうじゃないかな〜って…
あなた達、付き合ってるんでしょ?」


智 「えっ…あの…」


櫻井 「智、俺が…

…はい。智くんとお付き合いさせて頂いてます。

智くんが僕の所に来て、少し経ってからです

…すいません」


母 「何も謝る事ないわよ!
好きな人と付き合うって、当たり前の事でしょ!」


智 「母ちゃん、勘がいいね
昔からそうだよね」


母 「母ですからね!」


智 「…ビックリした?」


母 「ぜーんぜん!櫻井さんで良かった〜 って思った。櫻井さん、智をよろしくお願いしますね」


櫻井 「はい!」


パグ ウー ウー ワンワン ワンワン


智 「サブロー、大丈夫だよ。翔くんは優しいから」


パグ ク〜ン


智 「翔くんから、おやつ貰いな!」


櫻井 「サブローくーん、おやつだよ〜」


パグ ワンワン  しっぽフリフリ


櫻井 「サブローくん、よろしくね」


サブローのおやつの後、3人でコンビニスイーツを食べた


智 「ん〜(◍′◡‵◍)」


櫻井 「生クリームうめ〜」


母 「最近のコンビニスイーツは、ほんと凄いわね

櫻井さん、智のスイーツ好きに付き合わされてない?」


櫻井 「いいえ、僕も好きですから」


智 「ふふ…
これ食べたら、父ちゃんの事務所にちょっと行ってくる」


母 「お父さん、ビックリするわよ」



サブローが僕から離れないから、一緒に父ちゃんの事務所に行く事にした

車で10分

父ちゃんの事務所があるビルに着いた


「ここの5階」


「ほんとだ…大野税理士事務所
すげ〜」


「そう?行こう」



エレベーターに乗って5階へ…


大野税理士事務所に到着

ガラスの扉を開けた


事務の女の子 「いらっしゃいませ…あの… 失礼ですけど、今日は、どういった…ご予約されてますか?」


社員 「…智くん?」


智 「はい。お久しぶりです」


社員 「この方、社長の息子さんだから」


事務の女の子 「そうでしたか…失礼しました」


社員 「社長、会議室にいるよ」


智 「入ってもいいの?」


社員 「いいよ。休憩してるから」




トントントン

「はい、どうぞ」

ドアを開けた


「父ちゃん!」


パッ、って、こっちを向いた


父 「智、櫻井さん…サブローも…
…何?どうした?何かあったか?」


智 「近くまで来たから…」


父ちゃんは嬉しい顔してた