夜。櫻井さんが、お寿司を食べに連れてってくれた

「回転寿司だけど、遠慮しないで好きなの食べな!」


「はーい。いただきまーす。ふふ、美味しそう…
サーモンだ!

…ん〜、美味しい


…いくら…食べていい?」


「いいよ」



🍣🍣🍣🍣🍜🍰🍨

「美味しかった〜。ごちそうさまでした。」


「もういいの?」


「はい。いつもこんな感じです。」


「ふ〜ん。俺はまだ食べるからね」


「はい。ふふ
貝が好きなんですね?」


「うん。めっちゃ好き。智は?」


「マグロかな!サーモンも好き!」


櫻井さん、口いっぱい。ふふ


仕事の話はしないで、世間話とかして楽しかった

「よし、帰るか!」



🚘
「そうだ…智は運転はどうなの?最近の若い子は免許持たない光景にあるじゃん?」


「持ってないです。だから、先生の時も、助手席に乗ってました」


「そうか、わかった。…別にいいからね。助手が運転しなきゃいけないって決まりないし…俺、運転好きだから」


「はい」


「…智、なんか付けてる?香水とか?いい匂いする」


「いいえ、何も付けてないです。
よく言われます。中学、高校の時、先生からも言われました。何も付けてないのに、怒られたりして…」


「凄くいい匂い。俺、好きだな…その匂い」


「ふふ

櫻井さん、お付き合いしてる人いるんですか?
家に来たら、僕、外に出ますから言って下さいね」


「あの部屋見て、いると思う?」


「…いいえ。あっ、すいません」


「いいよ。…面倒くさくてね…
もう、2年…3年位いないよ…」


「そうなんですか?格好いいのに…
…僕は、大学1年の時、3ヶ月だけいました。
…でもなんか、ダメで…女性には反応があまり…

櫻井さん…僕、そっちなんです」


「うん。どうせ、長野博が初なんだろう?」


「え…はい」


「俺もだよ。男としかやった事ない…
ここ暫くご無沙汰してるけど

何?じっと見てるけど、相手してくれんの?」


「えっ…」


「冗談だよ…

俺は、智の身体目当てじゃないから」


「櫻井さん、もし、僕が櫻井さんを好きになったら、どうします?しますか?」


「突飛な発言だな

そうなったら?…するよ」


「はい。僕、好きな人とした事ないので…
先生としかないから…
好きな人としたら、どうなのかなーって」


「その言い方、俺を好きなの?」


「…わかんないけど、なんか、ドキドキするから」


「ちゃんと好きになったら、言って!
俺はもう好きだから…

着いたよ。」


初めて会った時から好きだよ。一目惚れだよ。
連絡来るの、ずっと待ってたんだから



「えっ?櫻井さん?」


僕の事、好きって言った…
まじ?…ドキドキが…


「智、風呂やって?」


「はい!」



櫻井さんが先に入り、入れ替わりに僕が入った


髪を乾かして、リビングに行った


「ドライヤー借りました」


「智、めっちゃ可愛い…
サラサラじゃん!」


「ふふ…

キッチン借りますね。朝ご飯の準備しちゃいます。
…櫻井さん?お米はどこですか?」


「ないよ。」


「パン派ですか?」


「ううん。いつもコンビニだから」


「そうなんですか?…明日買ってきます。食事作りは僕の仕事ですから」


「智、無理しなくていいから。作れる時で…」


「はい。じゃあ、朝はコンビニで。夜は作ります」


「ありがとう。智、こっち来て!明日の仕事の話するから」


「はい。うわー、楽しみ。あっ、仕事なのにすいません」


「んふ、いいよ。」


俺だって、楽しみだよ