某スタジオ



「リーダー、もう一回いい?」



「いいよ。」



「あー、この台詞、難しい…」



「ふふっ、松潤、ちょっと、休んだら。喉、痛めるよ。お茶淹れるね。」



「いいよ。水あるから…」



「松潤、水もいいけど、温かいお茶も、飲んで。身体が温まるし、カテキンで、風邪予防にもなるんだよ。

ほら、このお茶、美味しいから、飲んで!」



「わかったよ。いただきます。


ふーふー ズズッ  美味しい〜。」



「ふふっ、ねっ!冷めたら、これで、うがいしても、いいんだよ。翔くんにも、教えてあげたんだ〜。」



「ちゃんと、逢ってるんだな」



「この前、やっと逢えた。一緒に飯食って、飲んで、そのまま、泊まった。」



「今度いつ逢うの?」



「わからない。翔くん、今、忙しいから…。いつでも連絡して。って、言ってあるけど…」



「…翔さん、本当は、待ってんじゃないの?戻って来るの」



「…うーん、そうかな〜。


松潤。オイラ、もう、わからない。どうしていいか…

一緒にいる時は、凄く、幸せなんだけど、こうやって、離れると、気になっちゃう…オイラ、勝手だな…」



「バカだな〜。2人して!まるで、我慢大会だ。


どんな理由があっても、離れちゃいけなかったの。

わかる?後悔してるだろう?」



「うん。」



「ほら!俺達の世話は、もういいから。リーダーは、マネージャーでも、付き人でもないんだから。リーダーなんだから。リーダーが翔さんの所に戻って貰った方が、俺達、安心なの。わかった?」




「でも…」



「でもじゃねーよ。2人の時間を大事にしたいんだろう…だから…」



トントントン 


「松本さん、入ります。ジム弁取って来ました。」



「ふふっ、相変わらず、徹底してるな…」



「大野さん、ケータリング、何か取って来ますか?」



「ううん…大丈夫。それより、今日の、翔くんのスケジュール何?」



「ちょっと、確認しますねー。」




「えーっと、予定だと、19時まで、撮影ですねー。その後は、ないです。因みに、明日は、13時から、T.BSで、収録ですね。2本撮りです。」



「リーダー、今すぐ、メールしろ。逢いたいって!」



「…うん



松潤、ありがとう」





直ぐ、翔くんから、返信が来た。


ドラマの出演者数人と、飲みに行くって!


は〜 翔くん、付き合い、いいからな…



部屋に着いて、やる事ないから、いろいろ片した


ここは、ワンルームマンションだから、そんなに、置けない。翔くんのマンションにも、いろいろ置いたままだ。いいよって言うから、置いてる。

そうだ…絵とか、実家に、送ろうっと…


集荷に来て貰い、大きい段ボール6箱にもなった。