小学生~の物作りと実験の教室、きっずくらぶです。

今日の漢字クイズは

左は「木」右は「橋」と1年生でも黒板に貼られた名前の漢字から当てる事ができました。
木は木の枝と根っ子の様子とすぐにわかります。
では、「橋」の漢字の左の部分は何なのでしょう❓️
これは、お城の門の上に、神様に祀る札を立てている絵です。
昔、橋にも神様に祀る札を立てていたらしく、この漢字が生まれました。
「確かにこの形はお城っぽいなぁー」など声が上がっていました。
これらの漢字が名前についているお友達は「木村さん」「加木さん」「高橋さん」「孝橋君」でした😊
すると、「もっと漢字クイズやりたい❗️」という声が❗️
じゃ、もうひとつだけね😃

これは簡単❗️「井」です。
でも、これって、何の形から生まれた漢字❓️と聞くと、皆さっぱりわかりません。
色々ヒントを与えて、ようやく「井戸」とわかりました。井戸は知らないお友達もいましたので、どんなものか詳しく話しました。この漢字がついているお友達は「藤井君」「向井君」「永井君」です。
「先生、僕の漢字もやってやー❗️」と何人ものお友達が言っていました。
ただ書き順や読み方を覚えるだけでなく、どうやって生まれた漢字なのかを知るのは楽しいようです😄

主活動は物の浮き沈み。

まずは、大きな重い積み木と小さな軽い積み木を手にとって重さを確認してもらった上で、浮くか沈むか予想してもらいました。


大さな重い積み木は沈み、小さな軽い積み木は浮くと思うお友達がほとんどでしたが、実際はどちらも浮きました。

何故なのか。
少し難しい話でしたが、水は小さな小さな水の分子が詰まっている絵と、木の繊維の間に空気が入っている絵を見せると、納得した様子でした。
同じ大きさで見たとき、水より重ければ沈み、軽ければ浮かびます。
大きな重い積み木でも、水と同じ大きさで見たときに、水より軽いのでうくのです。

物は重いものは沈み、軽いものは浮くと思われがちですが、けして重さだけで決まるものではありません。

太った人も浮き輪を持つとプールで浮かびます。

次に食べ物の浮き沈みを予想してもらいました。
プリントに、品物の名前がたくさん書かれており、予想欄があります。
浮くと思うものには○を、沈むと思うものには❌をつけました


だいたいの土の中にできるものは沈みます。
土の上になるものは浮かびます。
ただ、トマトや果物など水分の多いものは、若いと浮き、古くなると水分が多くなって沈むものも多いです。
それぞれ切って断面を見たり触ったりしてもらいました。茄子はフカフカしていて空気を多く含んでいて浮き、沈んだトマトは水分が多く確かに沈むだろうなぁとわかります。

では、ジャガイモを切ってとっても小さくしたらどう❓️
多くのお友達は、さすがにこんなに小さかったら浮くだろうと予想しました。
が、結果は沈みました。
初めの積み木の実験と同じです。大きさや重さに関係ありません。

次におはじきやクリップ、ハッポースチロール等、いろんな物を用意し、予想をした上で各々実験してもらいました。

特に面白かったのはメラミンスポンジです。初めは浮きますが、すぐに水を吸収して沈んでいきます。
表が出来上がったお友達は、何かの上に何かを重ねるなど思い思いに実験しました。
今日は予想と違う結果も多く、思った以上にそれを楽しんで実験してくれました。
また、いろんな物を配る必要があったのですが、「配りたい❗️」というお友達がたくさんいて、とてもスムーズに実験を進める事ができました。
そして、表に書き入れるという作業は1年生にとって初め難しい様子でしたが、「出来た2年生は、1年生ができているか見てあげて欲しい」と頼んだ所、何人もの2年生が、とても張り切って教えに回ってくれました❗️
ただ、それぞれが実験するだけでなく、助けたり、助けられたり、協力したり、そんな嬉しい姿がたくさん見れた1日でした😊