幼稚園児さん~の物作りと実験の教室、プレきっずです。


今日はお友達を待つ間、「てんとう虫」の図鑑絵本を見ました。

どこにでも登れる秘密はネバネバした毛の生えている足❗️


他にも秘密がいっぱいの面白い虫でした😄

主活動では、まず「輪ゴムが何から出来ているか知ってる?」と、問いました。

皆、知らないようで、絵本で学ぶ事にしました。

ゴムの木から樹液を集め、工場に運んで固め、船で日本へ運び、蒸したり、イオウと混ぜたり、ゴミを取り除いたり、色んな工程を経て輪ゴムになるのを知りました。

その後、輪ゴムはどれだけ伸びるのか実験しました。
フックに掛けたゴムに袋を掛け、1人づつ、袋に積み木をいれていきました。
ゴムはどんどん伸びていきます❗️

ゴムは伸びきりましたが、全員入れてもまだ切れたりはしません。
そこで、1人づつ持っている重そうな物、水筒や筆箱などを入れていきました。
自分が入れたら切れるのではないかとドキドキ💓ヒヤヒヤ💦

パッツーン💥
一週目の後、5人目でゴムが切れました❗️

この実験は昨年度「ゴムで走る車」の実験の時にもやったのですが、何度やっても、とても盛り上がる面白い実験です😆
去年来てくれていたお友達が、「あー❗️これ、やったことある❗️怖いねん❗️」と、すぐに思い出すほど印象に残る実験です。

ゴムが良く伸びる事がわかった後、ゴムが伸ばしてねじると元に戻ろうとする力を利用した「ビー玉駒」で遊びました。

ゴムを繋いで2つのビー玉にテープでとめます。
片方のビー玉を手にもって、回転させるように動かすとゴムがどんどん捻れていきます。
手を離すと・・・
勢い良く回ります❗️
子どもたちは、すぐにコツを掴んで、上手に回していました😄
回転が止まったところで片方のビー玉を持つと・・・
これまた、勢い良くビー玉が回ります。
止まると回転の向きを変え、また回るという動きを繰り返します。

「何か、面白い動きを発見してごらん」と研究してもらうと、ビー玉を左右に離れるようゴムを伸ばして、手を離すと、ビー玉がぶつかった後回る❗️とか、上から落とすと変な動きをするなど、色んな発見をしてくれました。

次にゴム鉄砲を作ることにしました。
が、その前に1枚の紙を渡して「的(まと)」を作ってもらいました。

どうやったら安定して、紙が立つか、研究です。

初め、1ヶ所だけ折って立てようとしたお友達が多かったのですが、なかなか思うように立ちません。
そのうち、円柱形にして立てるお友達や紙に何ヵ所か折り目を入れて上手く立てるお友達が出てきました😃

嬉しいことに、それぞれがよく考えて工夫していましたよ😊
お隣のお友達の真似をする子はよくいるのですが、なんと、ほとんどが自分なりの工夫をしているのが嬉しかったです。

仲良しのお友達の作品を見ても
立て方は違いますね❗️
その後、割り箸と洗濯バサミで鉄砲を作りました。

そして、いよいよ、ゴム鉄砲に挑戦❗️

輪ゴムを掛けるのが案外難しいのです。

年齢に関係なくこのような緻密な手先の動きは得意なお友達と苦手なお友達がおられます。
初め、「難しーい💦」と言っていたお友達も、だんだん上手くなってきました。
そして、的当てを楽しみました😆


的によって倒しやすい物と倒れにくいものがありました。
距離によって、ゴムの威力が変わりました。

子どもたちが楽しく遊ぶ中で、色々な事に気付いたり、発見したりできた活動でした😊