小学生の物作りと実験の教室、きっずくらぶです。

はじめに、持ってきてもらったプラスチックの下敷きを頭で擦り、上に上げて、髪の毛を立たせて遊びました。



これは、どなたも小さな頃にやったことがあるのではないかと思います😁

どうしてそうなるのか?

それは、静電気が起きているからなのですね。

どんなものにも➕と➖の電気を持っています。
それは、➕と➖、同じ数を持っていて、それだけでは電気は起きません。



擦ると、その➕と➖の電気が動き出します。

そして、絵のように動いて、➕ばかり、➖ばかりになります。 



すると、➕と➖は仲良しで、引っ付きたがります。
だから、髪の毛が下敷きにくっつくという事が起きるのです。

擦ることで、➕と➖の電気が動き出すのですが、物によって動きやすい物と動きにくい物があります。

今日は動きやすい物を使って、面白い遊びをしました。

メラニンスポンジを細かく切ったもの、ティッシュ、ストローなど色んな物を使って、静電気を起こして実験です。

下敷きにくっついたよ❗

スポンジ同士でくっついた❗

服にもくっついた❗

靴下にも😁

頭にも❗

ストローにくっついた😊

ティッシュで作った人形を動かすのは面白いです❗

ビニール袋に発泡スチロールの玉を入れて振ると玉が面白い動きをします。指で触れると玉が動きます❗

子供たちは次々と面白い発見をして、興奮気味に知らせてくれました
😀
どれも、擦り合わせたことによって電気が動き、偏り、➕と➖が引き合うことによって起こったのです。


次に表面張力という言葉について簡単に話しました。

宇宙では引力が働かないので、水は丸い形になろうとします。

コップに水を入れ、その中にビー玉やおはじきを順に入れていき、誰が最初の一滴を落としてしまうか、というゲームをしました。


水はコップの縁よりも盛り上がります。
水は手を繋いで、丸く、丸くなろうとしているのがわかります。


触ってみると、膜を張っているようにも感じます。
表面張力の一端を感じてもらいました。

ゲームみたいにしたので、子供たちは、楽しそうに盛り上がったところで、今日の活動を終わりました。

活動が終わると、皆でお片付け。
何も言わなくても、机を畳んで、運び出すお友達もいて、嬉しかったです😊

「嬉しいわー❗」と伝えると、みんなが協力して、積極的に片付けてくれて、本当に助かりました😊

みんな、ありがとう😆💕✨