母方の祖父は96歳、祖母は89歳。

祖父は老人ホームに入所して沢山の方々に日々お世話になっています。
最近は面会に行っても私を孫だとはわからなくなってしまいましたが、食欲だけは旺盛の祖父です。

私の仕事柄、行った時には祖父をベッドから起こして車椅子に移したり、
その逆で車椅子からベッドへ移乗。

そんな事を普通にやってあげるのですが、私を孫だとも知らず、施設の職員と勘違いして
「ありがとう!いつもすまんなぁ~」と言う祖父です(;>_<;)

一方祖母は9月頭からやっと私の職場と同じ、デイサービスを週に一度利用するようになり
自宅では困難だったお風呂にも入れて頂いていました。

祖母の通うデイサービスに面会に行ったら介護士さん達が
「お孫さんが介護士だなんて頼もしいじゃない!!」などと言われ
「孫の中では一番可愛いんじゃけん!しかも美人じゃろ??」
(九州&四国弁が混ざってます)

な~んて笑いながら…
おしゃべりとカラオケ好きな明るく愉快な祖母(*^^*)

が、頑固な祖母は他人様の介護を拒み続けていました。
その為土日のお休みを使って私が祖母の介護に通っていたのですが、
つい先日貧血で倒れ入院。

そして27日には呆気なく永遠のお別れとなってしまいました。
入院してわずか1週間でした。

今日は告別式を終えて、私はやっと一息と言う所です。


戦争を知っている祖父母の年代。
戦後の日本を生き抜いて来た方々。

そんな方々と私も毎日接していますが、
この年代の方がいなくなると
戦争を語る人がいないんだな…と何とも言えない気持ちになります。

ただ今は数字だけどんどん伸びて平均寿命が上がり、でも長生きするだけに認知症が増え続けているとの事。

介護の現場を日々目の当たりにしている私。
ただ長生きすりゃいいのか!?
…これも複雑な心境になります。


祖母は犬や猫も好きでしたが、鳥も大好きでした。
私が幼稚園児だった頃、祖母宅へ行くとケージだらけ!
当時はインコと言えば全てノーマル。
色変わりなんていない時代です。

背中に黒色の入った緑色と青色のセキセイインコが沢山いたのを今でもはっきり覚えています。

肩や手に乗って祖母と触れあうインコ達が幼児の目には不思議な光景だったのか?

とにかくいまだにはっきり記憶しているんですよ~

今になって思うと、10羽位いたインコ全てがベタ慣れだった!
きっと毎日欠かさず遊んであげていたんだろうなと思います。

私が鳥を飼い始めたのはそんな祖母宅で産まれた、先天的に脚の不自由な文鳥がきっかけでした。

現在いる我が家の三羽も当然知っていて、
会えば「インコは元気にしちょるか?」
と必ず言っていた祖母。

今年新たに迎えたオカメインコには祖母はちょっとビックリ!!
オカメインコを見たのは初めてだったからです。

手の上にいるれんくんを写メで見せたら開口一番
「この子はセキセイインコより大きいのぉ~!オウムか?」と(^_^;)


今日、棺の中には手紙と一緒にくぅ&ゆず&れんの写真も入れてあげましたよ。

今頃祖母は大好きな犬や猫、インコ達に囲まれているのかな~(*´∇`*)


「動物は大切にしてやらんといけんから!!」とよく言っていた祖母。

そんなDNA、
孫の私が引き継ぎ、
ひ孫の我が娘が引き継いでいるのかな?


9月はくぅちゃんの入院から始まり、本当に色々な事が重なってしまいました。
疲れからかちょっと体調が悪いです(泣)



おばあちゃん、いっぱいありがとう♪
また会おうね!!

まだまだ行かないけどそっちで待ってて~♪ヽ(´▽`)/

本当に眠っているようだった祖母にそう声をかけて来ました♪
















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