おはようございます!!
ほかの患者さんから大学の史学部での勉強についてきいたら、大学に行きたくなりましたニコニコ
もう、誰の許可もいらないし好きなように暮らそうと思いますが何をしたらいいかわかりませんショボーン




団地での母との生活が始まってしばらく経った日の夜中、

ドアをドンドン叩く音

誰?誰?

と恐る恐る開けてみるとタクシーの運転手さんが

そらまめさん宅ですよね?お連れしました!

は?と思ってると

風呂敷を担いだ祖母が降りてきました

祖母は叔母の家にいたはず…

祖母は泣きながら  追い出された  と

叔母宅に電話して叔母から事情を聞く 

いろいろ話しをきいたが、祖母に軽い認知症の症状が出てきたので失禁とかもたまにみられて

汚い

からそっちにやったと

家族なんだから面倒みてね

と電話を切られ  母と私とぼーぜんとしていた

祖母は泣くばかり

そりゃ泣くよ!! あんなに頑固だった祖母が泣いてることで、叔母宅で何を言われたか想像できた

とりあえず3人での生活がはじまった

しかし、畑仕事が生きがいだった祖母は知らない土地、家に来たことによって認知症が進んで行き、ゴミを周囲にばらまくなどの問題行動もでてきた

苦情がくる

祖母は気を使い、ご飯をつくろうとしてくれたが、ボヤを出す始末

私は福祉について勉強し、介護申請しヘルパーさんとデイサービスをお願いした

祖母はお風呂が嫌いだし、もったいない主義で紙おむつも干して何回も使おうとした

デイサービスからもう来ないでくれ

と連絡があった

田舎なのでそんなに施設はない

絶望だった

私もバイトはしないと暮らしていけない

男遊びはほぼしなくなっていた  

出来るだけ家にいるようにした

その頃うちでは犬を飼っていた

犬は小型で、祖母によく懐いていた

犬といるときの祖母は穏やかだった

あるとき、知らないおばあさんが家にいた

誰?と聞くと茶飲み友だちができた

と祖母はニコニコしていた

なんでもそのおばあさんも近頃引っ越してきて知り合いがいないとのこと

時々その人はうちにいた

祖母の笑顔を見ると嬉しくなった




しかし、世の中は残酷で

祖母は頼まれてその人に結構な額のお金を貸していた

それが発覚し、母が驚いて次にその人が来たときに借用書を書いてもらった

額は大きくなっていた

それからその人は来なくなった

借用書に書かれた名前も住所も嘘だった

警察に相談しに行くと

最近ここら辺で多い詐欺けど、犯人がわからない

とのことだった

祖母にはそのことは伝えなかった

祖母が不憫でたまりません

今でも胸が痛みます



祖母のこと続きます