故郷を離れて44年

卒業して半世紀以上経った

中学の同窓会

実家に帰る口実として

よく使っていた


だんだんと月日がたって

思いが変わって来た

行けるうちにみんなに

会っておかないと、と。


記憶も薄れてくる

共通の場所で経験した

人たちの記憶をすり合わせ

ようやく確かなものになる


おそらくは

はたから見ると

いいおじさん、おばさんの

賑やかな集団 迷惑だよね

しょうがないの みんな

中学時代に戻ってしまってるのよ


恩師の先生方も少なくなって

寂しいよね


出されたお料理もそこそこに

話まくる 一眼でわからなくて

自己紹介と近況報告で

時間が足りなくなった

だって50年✖️人数分の

時間が一気にうずまき

2、3分で終わるはずない


2次会に行ってもまだ

足りなかった

もし一瞬にして読み取れる

能力があったなら、、、

ん〜〜 10日ぐらい寝込むかな


その中で1人の先生が

言った言葉が印象的だった


“昨日より今日をいい日にする

今日より明日をもっといい日にする

そうすればいつの間にか

人生いい方向に進んで行く"と。


そうよね。一気にとか 一発逆転

なんて滅多にできるもんじゃない、

地道だけど少しずつなら続けられる

歳など関係なく自分のできる範囲で

やっていけばいいよね。


誰にでも平等な時間を味方にして

少しずつ心がけながら

いつかくる終わりの時に

いい人生だったと思いたい


でもまだまだ 

こののんびりのおばちゃんは

元気に生きて行きますよ!