車検が近づき

見積もりを出してもらった

もう同じディーラーで

同じ担当者で10年以上経った


今の車は買って3年

初めての車検

13000キロしか走ってない

元々運転が好きでない夫

いつも運転は私がした

車が好きらしく新しい車が

発売されるとすぐ

パンフレットを持って来てと

担当者に言っている


もう古稀を過ぎたのに

買い替えるつもりなのか

考えられない


 もうねー自動運転の車が

 できないとそらそろ

  危ういよ

 スーパージェッターみたいなのが

 できたらいいのにね

(これがよくなかった)


と 担当者に言ったら


なんですか?それ?


  えっ 知らない?

  聞いたことない?


えー、知りません


30世紀からやって来た

少年が流星号という

人口知能を持った

柔軟性がありいろんな形になる

車が飛んできて一緒に悪と

戦うSF漫画をテレビで

やってたことを説明。


調べてみて驚いた

その脚本に 筒井康隆 眉村卓

辻真先 山村正夫 半村良

豊田有恒のそうそうたるメンバーが

関わっていたのだ

1965年のことだから

担当者は生まれてない

知る術もない


そんな構想は59年で

進歩して来たのだろうか

高齢者の事故が後を経たない

現実からすると運転ももう

あと少しなのだろうか