旅行✈️好きな私は海外
でもばったりと人に会う。

2009年ハンガリーを
旅した時の事だ。

言葉の通じない国を
旅するには足が丈夫なことが
条件になる。この日も市中を
歩きまわっていた。
普段運動をしてない夫は
この国出身のピアニスト
フランツ.リストの像を
見に行く前からかなり
疲れていた。でも、歩いた。
リスト像に着いた時は
ばてていた。
ひととおり写真を
撮り終わって行こうと
したら
『ここで暫く休まないと
   歩けない』と。
そばのベンチに腰をおろした。

ほどなくして日本人のご夫婦が
いらした。話し相手がダウン
してた私は声をかけた。
『写真お撮りしましょうか?』

そのあと、お決まりの文句で
どちらから?東京。私も。
どこにお住まい? あら、近い。
私も前に住んでました。あらほん、
近くだったんですね。・・・

行き着くところ、娘の同級生の親だった。

女の子の親だと男の子の親のことは
殆どわからない。まして当時6クラス
あり、名前を聞いて初めてわかった。
近所のサッカーをしてた同級生の親から
かろうじて聞いていた。転居されたとも。
日本から遠く離れたこんな場所で
奇遇、不思議体験。

さて、ハンガリーは思いの外
素敵な所でした。
郊外に若きベートーベンが
ピアノの家庭教師をしたお家があり
リストも教えていたとか。
教わっていたのは姉妹で
『エリーゼの為に』はこの姉
に送られた曲ではないかと
言われていました。(異説もある)
また、電灯がオレンジ色で
鎖橋や国会議事堂、王宮の
ライトアップは素晴らしい!
エリザベートが頻繁に来て
いたオペラ座にはシシイボックス
と呼ばれる席がありそこから
あの美しい彼女が観客に
手を振っていたそうです。
あっシシィはエリザベートの
愛称です。

温泉も有名で水着を着て
入るので日本で言う温水プール。
カフェもジェルボーなど老舗
の店内は見事なものです。
いつか、世界中が安全に
なったらぜひ行ってみて
下さい。 私もまた行きた〜い!