自分の考え方・・・画像無し・・・今回は画像は無いです・・・ 自分のへら浮子の考え方・・・また・・・ 製作における基本の考えを書いてみます あくまでも・・・自分成りの考えですのでご理解下さい この他の考えも有って当たり前ですので・・・ まず・・・・ 自分の場合「野釣り」が基本の浮子を製作します その場合・・・ 「へらの少ない釣り場」が基本に成っています つまり・・ 「数十年放流が成されて無い釣り場」と言う事です 野釣りの場合・・・よく言う「へらを集める」と言う考えは有りません 「回ってきたへらを仕留める」と言う考えです では・・・「どの様に設計しているか」・・・ まず・・・ 基本に成るサイズ(茅径)が有ります 基本は「8㎜径」を基準に考えて居ます この「8㎜径」から「針」「釣り場」「竿の長さ」等を考え 「径」を「大きく」したり・・「小さく」したりしています しかし・・・・ 「釣る棚」で径を考えると言う事はしていません また・・・良く書く「野釣り用」と言うのは・・・ 基本の「8㎜」からサイズを大きくして 「適度の流れ」や「沖を釣る」場合を想定しています その場合・・・自然的にオモリ量は増える事に成ります そして「大針対応」と言うのは・・・ 良く「ダムで使う」と思われますが・・・・ 此れは間違いです・・・ 私が考える「大針対応」と言うのは・・・ 「ジャミが多い釣り場」「流が起き易い釣り場」等 これ等を基本に考えています また・・放流が毎年行われる釣り場で・・ 「大針で巨べらに絞る場合」は「大針対応」が良いと考えます ですので・・・「ダムの釣り」を想定してる訳では有りませ 「合わせ浮子」に付いてですが・・・ 「合わせ浮子」は基本的に・・・ 「流が激しい(流れが起き易い)」・・ 「ジャミ(ギルが以上に多い)」 ・・・場所を基本にしています ですので・・・沖の浅い場所を釣る・・・ と言う考えは基本には有りません また・・・「大針対応」と言う訳では無いのです では・・「野釣り用」とは何か?・・・・ 基本の考えとして「放流が行われて無い釣り場」と言うのが基本に成ります 此れは西日本に多い釣り場ですが 私の住む広島県はここ20年は放流されてる釣り場は・・・ 私が知る限り有りません つまり・・・「へらを集める」と言う概念は無いに等しいと言えます ですので・・・「回ってくるへらを仕留める」と言う考えを基本に持っています この様な考えを基本として「野釣り用」は設計しています では・・・トップに付いてです・・・ 「ムク」「パイプ」と有りますが・・・ 基本的には「野釣り用」の場合・・・・ 「ムク」なら「1.2~1.5mm」が基本です 「パイプ」なら「1.7mm~3mm」を考えます ですが・・・・ 「パイプトップで宙を釣る」と言う考えは基本には有りません ただ・・例外として・・・・ 「大針」「大餌」の場合に限り・・・ 「パイプの宙釣り」を考えています・・・ ただ・・・良く間違われますが・・・ 「パイプの方が宙に向く」と言うのは違います 私が「大餌」「大針」と言うのは・・・・ 「餌の大きさ」は「500円玉以上」・・・ 「針の大きさ」は「18号~20号」・・・ を考えた場合です・・・ 此れは自分の場合ですが・・・・ 「カップ200」で・・・・ 「マッシュ2」「マッシュ団子2」を水3で混ぜ 「軽麩1.5」「もじり1」を混ぜ込み・・・ これを餌に使用した場合・・・ 「盥一杯」の餌を20分程度での使いきる場合に パイプ使用でないと浮子が毎度毎度・・・ 沈没するのでパイプ浮子を使用します この時の餌の大きさは・・・ 「缶コーヒーのキャップ以上有ります」 この様な場合を除き・・・基本的には・・・ 「宙はムク」と言う考えを持っています つまり逆を言うと・・・ 「底はパイプ」と言う事が言えます・・・ 何故・・・底がパイプなのか・・・・ 「底釣り」の場合・・・片ズラシを除き・・・ 両針が常に底に付いた状態を言います その場合・・・ 「水中の流」等の原因により・・・ 「ハリスが撓む」と言う事が起きます この「撓み」を解消するには・・・ パイプで持ち上げ「ハリスを張らす」と言う事が必要と思います なので・・・「底はパイプ」と言う考えが有ります また・・・「波が起きる」等の条件の時でも・・ パイプの方が底を釣る場合・・・優位に働くと考えています この様な考えから・・・ 「底はパイプ」「宙はムク」と言う考え方を持っています まぁ~ウドン釣りの場合・・・底でもムクの方が良いと考えていますが・・・ 基本・・・野釣りでウドンは無いと思ってもいます では・・・・「極太の茅浮子」に付いてですが 自分が「極太」と呼ぶのは・・・ 「茅径11㎜以上」を指します この手の茅の場合・・・ 主に春用のノッコミ用に使用しています ちなみに・・・「春用」と「浅棚用」は違いますので お間違えの無いようお願いします 後・・・極太パイプトップに付いてですが・・・ 良く極太のパイプは「極太茅」でないと使用出来ない・・・ ってな事を聞きますが・・・ 此れは間違いです・・・・ 簡単に言うと・・・・ 8㎜径の茅浮子に2.5㎜のパイプは装着出来ます ただ・・・ 「長くセッテングする」と言う事は出来ません では・・・どの様な状況なら良いのかと言うと 「セット」」等の釣りをする場合「狭い棚」を狙う場合 この様な釣り方をする場合には・・・ 極太のパイプの方が使い易い場合が有ります 一概に極太のパイプが良いと言う訳では無いのです 次に・・・・浮子のバランスですが・・・・ この「バランス」には作る人により解釈が異なります なので・・・自分の場合の事のみ書かせていただきます まず・・・「浮子のバランス」には何種類か有ります 良く知られてるのが・・・・ 「立ち位置」のバランスです・・・ 此れは・・・指の上で天秤にした場合のバランスで 決して・・使用時のバランスでは有りません 使用時のバランスと言うのは・・・ 浮子が立ち馴染み込んだ時のバランスを言います 浮子には 「3:2」「3:1」「2:2」「2:1」等のバランスが存在してます このバランスを「宙」「底」で使い分けて浮子を設計して行きます このバランス以外にもまだ有りますが・・・ 私はこの4つを基本にしています ですので・・・「指の天秤が一概にバランス」 と言う訳では無いのです 浮子は直立して使用するもので・・まして・・・ 「半分は水中」「半分は空中」で使用する物ですので 指の上でのみ決まるものでは無いと考えて居ます ・・・・最後に・・・・ へら浮子を製作する際・・・重要な要素は多々有ると思います 自分の場合・・・ 「浮子は丈夫な事」「使い易い事」が最も重要だと考えて居ます なので・・・例えば自分の場合・・・ 「竹」を足に使用した場合・・・ 硬さを出して壊れる限界を下げるより 軟らかさも加えて壊れない事を考える場合が有ります 野釣りの場合・・・ ポイントに成る場所に「オダ」や「立ち木」が存在する場合が多いからです 特に春のノッコミ時期には・・・ 「ゴミ」や「オダ」が有る場所にへらが遡上して来ます その時・・・オダに持ち込まれ浮子が破損した場合 もし・・その浮子が調子が良く・・・アタリだった場合 その後の釣りがもろに影響を受けます 大げさに言えば・・・ 釣れていた状況が・・・釣れない状況に成る・・・ と言う事です・・・ なので・・・自分の場合・・・・ 壊れ難い浮子を作る事を考えて居ます ・・・・・・・追伸・・・・・・ 浮子製作に関しては・・・制作者により考えが違います ですので此れが正解と言うのは無いのかも知れません 此処に書いた事は・・・ あくまでも自分の考え方で有り他の製作者の考えを否定する事では有りません 其処はご理解いただきたいと思います 簡単で申し訳ないのですが・・・・