・今週の日経平均株価は、オミクロン株の感染状況に振り回された週でした。来週の相場が終わると海外投資家はクリスマス休暇に入ります。その為に、これからの相場を読む為、FOMCが重要なイベントになります。 昨日12/10のNY市場のダウ平均株価は216.30ドル高でナスダックも113.23ドル高でした。 12/13の東証は高くなりそうです…? ・米国金融政策⇒景気状況と長期金利に伴うインフレ情勢によって来年は2~3回利上げがありそうです…?12/14~15のFOMCにおいて、①政策金利予測②パウエルFRB議長の発言内容によってテーパリングや利上げの時期が明確になるかも知れません…? ・中国関連⇒大手格付会社フィッチ・レーティングが、約94億円の支払が出来なかった恒大集団をデフォルト手前まで引下げました。事実上のデフォルトです。但し、中国ではデフォルトになっても銀行と取引が出来るので切実感がないようです…?中国の本音の実態が分かりません…? ・目先の相場の懸念材料⇒①変異株(オミクロン株)の感染状況②FOMCの発表内容に伴う金利政策③米中対立の行方と北京冬季オリンピック④中国恒大集団のデフォルト問題などです? ・①12/16ECB理事会②12/16~17日銀金融政策決定会合③12/15米国・11月小売売上高④12/16米国・11月住宅着工件数⑤新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に関する報道などに注目しておいて下さい。