呼吸

お父さんは昨日から口呼吸になってしまった。

もう長くないんじゃないかと思う。

わからないけど、たぶんそうだろ。



今朝の私は、すんなり起きれたので腰痛の調子がよい✨

そう。私は椎間板ヘルニアにまたなったんよね



お父さんに「私の腰よくなってるよ！」と、耳元で伝えると

何度も細かく頷いてくれた😌



だから朝は新しい包むオムツ替えをしてみた。

あれでなんとか出来たんじゃないかな

腰は特に痛みを感じていない。

ドーパミンぶしゃー！！！なんかな



頑張ってくれて、

ありがとうお父さん


心配ばかりかける娘でごめんね



これから看護師さんが来る。

ちゃんと『最期の話』をしないと


そしてお昼にはお兄ちゃんとお姉ちゃんが来て、まったりしたお盆をやるんだ✨


※また経緯はおってブログに書くつもりですー

～酒と救急車と配信と私～

やってしまった、、、


お父さんが

日々痛がるのが増え、

ご飯は食べない。


母親に見て来た様々な悲しく辛いこと。

それが今後も起きていくことの恐怖。

知っているからこそ萎縮する心



その全部が不安で不安で

どうにもならなくて

ただひととき忘れたかっただけ



それで配信中にお酒を飲んだんだ。


最初は楽しく飲めていたのに

だんだん気分が悪くなり、

吐き気と震えが止まらなくなった

何度吐いても吐いても変わらない


『これはヤバい。普通じゃない。』


そう感じたから、配信をすぐ切り
今しかないと思って

大きな病院に電話した。

「タクシーで来れれば診れますよ～」


だめだ、、、そんな余裕ない、、、


バッグを抱えて119した。
呂律が回ってないせいか、
何度も住所を言った記憶がある。


お父さんにも「病院にいくね」と
聞こえたかわからない声で伝えた。


そのまま玄関まで這っていったけど、

もうそこから動けなくなった



救急車を待つ間、

『しぬかもしれない』

『まだ死ねない』

『死ねない理由がある』

『お母さん助けて』

心の中でずっと繰り返した。


お酒の弱い私は少量で
急性アルコール中毒になり、
過呼吸も発症してしまった


救急車に入ってからも、
受け入れの病院が見つからず、
いくつも電話をかけてくれたような気がする。


「ダメもとで、かけてみます」

と聞こえてきた。


それは私が産まれた病院だ


夜中だったので救急当番でもなかったのだが

そこで受け入れてもらえた。


サイレンの音が頭の中に鳴り響く。

色んな質問をされるが、
手をピクピク動かすのがやっとだった


病院に着いた瞬間からかすかな声で

「お父さんごめんね」と

何度も何度も連発していたらしい。



点滴を受け、2時間は経っただろうか。

意識がはっきりしてきたと思ったら、

赤ちゃんの泣き声がする　ずっと。


『必死で生きている』と実感した。

私が産まれたこの病院に新しい命がある



大人になった私は何やってるんだ、と。

本当にバカじゃないのか、と


涙が止まらなかった



そう私には『死ねない理由』がある

『生きる価値』がある



看護士さんに
「なんでこんな飲んじゃったの？」
ときかれ、全てを話した。

看護士さんは、
「そりゃしょーがないわ！
　なーにやってんのー！
　でもやるしかないんだからさ！
　自暴自棄になんないでよ。
　がんばりなよ？
　あなたしかいないんだから」

と叱咤激励してくれた


私は間違えてしまった。

配信を見てくれたみなさんにも

たくさん心配かけてしまった


心配してくれる人がいる。

怒る人、笑う人、励ましてくれる人、
謝る人、悲しむ人、、、


私は最初から一人じゃないのに。。。


なにやってたんだ、と情けなくて悔しい


起きてしまったことはもう消せないけれど、

あのままだったら、正直どうなったかわからない。


私は生かしてもらえたこの命を

みなさんに、そしてお父さんに、旦那に

捧げて生きていく


受け入れてくれた病院にも感謝


感謝の気持ちで生きていく


そしてまたみんなの笑顔になれるようになりたい


私には何も出来ないけれど、

『みんなの１日で嫌なことや悲しいことがあって、私の配信に来たとしても爆笑しなくてもいい。ただみんながクスっと苦笑いでも出来たらそれが私の幸せだから』

そう言い続けてること忘れないでいたい。


最近の私は自分のことばかりだった。


人は人で救われるんだ。

私に出来ること、一つ一つ。

またここからやっていこう。


お騒がせしてすみませんでした。


だいすきです！！！！！




ちなみに家に戻ると

お父さんは「どこ行ってたんだ？」と一言。


逆によかった安心した、、、

【父の威厳】

今日は私、お父さんに打ち明けた。


『今不安なこと』
・お父さんがご飯が食べられてないこと
・介護認定とって欲しいこと
・私の願いはお父さんの健康が全てということ


そしてそれは

お父さんが愛するお母さんの願い。

きっとね。



私はお母さんのようには出来ない。

でもその中でもがいて足掻いて

毎日をこなしている。



ご飯を食べられないお父さんに、
どうやったら栄養がとれるか。

どんどんと体は細くなる。

肩をもみ、背中をさすり、介助するたびに、

不安は『どすん』とやってくる。



それが最近のずっと悩みで、
色々工夫はするのだけど、

なかなか難しい。

健康な人は、体に栄養が
ありあまってるだろうから
無理して食べる必要はないけど、

お父さんはわけが違う。




父「そうだな。色々よろしく」


まだ父の意思があるこの時に
やらなきゃいけないことは山ほどある。


そう。


いずれ『なにもわからなくなる』んだ。

本人が、じゃない。

私たちが。



私たちが何を伝えられてるのか

わかってあげられない状況がやってくる。




そして

夕ご飯はお素麺に色々野菜を乗せて
さっぱりしたものを作った。

少しでも喉が通れば、と。


父は食べる。

食べます。

食べます。

食べます…。



一生懸命食べるお父さんの姿に、

どうしても涙は抑えられなかった


私「私のためにそんな頑張らなくていいよごめんね」

父「なにいってんだ。俺のためだ。」


食べます。

食べます。

ありがとう


父「なんか久しぶりに食べたら、
　　腕が太くなってしっかりするな」


『あーね！あるあ…ねーよ！！！』

とは思ったけど飲み込んだ。



私はお父さんを守ってると思ってるけど

結局、『お父さんの子供』だ。


あやされてるだけの子供。


ありがとうありがとう

そして私はまた頑張れる


愛するお父さんのために。

愛するお母さんのために。



親子関係とは、この歳になっても
やっぱり何も変わらないんだ。


子供のためにただひたすらに
泥だらけで汗水流して働く父親。

それは『無理』なんかじゃないんだろう。

かっこいいですお父さん



私はいつまでも、
そんなイケメンお父さんの原動力でいたい。

でも頑張り過ぎないでね