巨大娯楽施設の誘致を断ったある街の悲劇


アメリカ発祥「ねずみ」がマスコットの娯楽施設Dをご存じだと思う。フロリダ州オーランドにある巨大な敷地面積を有して訪れる人が絶えない夢の場所だ。街全体がDワールド一色に華やいでおり、とてもワクワクする楽しい街だ。

 

しかし、この巨大施設の誘致を断ったある街の悲劇はあまり知られていない。

 

実は創業者WD氏は当初、オーランドではなく、同じフロリダ州にある別の街パナマシティーに建設したいと思っていたそうだ。そこで彼はパナマシティーの大地主であるSt. Joeカンパニーのオーナーのオフィスを訪れた。

 

秘書に会議室に通されたものの、待てど暮らせどオーナーは姿を見せない。自分を長々と待たせるオーナーの無礼さに怒りと苛立ちが頂点に達したとき。ようやくオーナーが現れた。そしていきなり次のような言葉を放ってWDを追い返したという。

 

『カーニバルに譲る土地はない。帰れ!』

 

 

*覚醒している人ならカーニバル(肉食)の真意がわかるはず。ここでは敢えて言及しない。

 

 きゃー、素適、かっこよ爆  笑笑すぎ!!

 

もちろん、当のWDはプンプンムキーッカンカンに怒ってその場を後にしたにちがいない。

 

その証拠に...

 

その後、パナマシティーは3度も巨大ハリケーンに見舞われ壊滅的なダメージを受けてしまうのです。日本でもかつて報道され膨大な被害をもたらした

ハリケーン「カトリーナ」をご存じの方はいると思います。

 

アメリカではハリケーンの勢力をカテゴリー1から5で表記します。「5」が一番大きなもので被害は甚大なものとなります。ちなみにカトリーナはカテゴリー4でした。そして全米でカテゴリー「5」がかつて一度だけ襲ったことがあります。

 

襲われた街はどこだと思いますか?感がいい方でしたらもうわかるでしょう!

 

そうです。フロリダ州のパナマシティーです。


2018年10月カテゴリー5の巨大ハリケーン「マイケル」がこの街を壊滅状態にしました。2年後の2020年私がこの街を訪れた時にはまだ爪痕は生々しく。レストランの従業員たちは皆「850Strong」(街の市街局番850)強くあれ!といったロゴのシャツを着てお仕事をされていました。

 

自然災害だから偶然だろう??なーんてお考えzzzでしょうか?


イヤハヤ、わかる人にはわかる見え見えの!バレバレの!出来事ですよね。



全米1美しいパナマシティーのビーチ