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ふと、ある日、事務所で、

会社の人が

祖父の話をしだした。

聞いてるうちに、なぜだか、

先日、他界した祖父の面影が

ぶわっ、と溢れ出した。

止まらない想い。


とっくに四十九日も済んで、

私の心に住んでいる祖父。


それなのに、溢れ出した気持ちが

涙になって、外に出たがる。


本当に困ったけど、

暫く、影でこっそり泣けるだけ泣いた。

心の喪は、いつ明けるのだろう。

いつも悲しい訳じゃない。

だけど、突然、溢れ出る。

きっと、みんな、

大切な人を送った人は、

そういう時がある。

ムリに自分に嘘つく必要もない。

泣きたい時は、泣いていい。

悲しい時が突然きたら、

嵐が過ぎるまで、立ち止まっていい。

そう思う。


気持ちが溢れ出れば、でるほど、

それだけ、その人を、大事に想って、

愛していた、って証拠だと思うから。