祖母の1周忌が始まる前。準備を終えて、誰もいなくなったお寺の
本堂。
祖父が1時間半も早く、杖をついてやってきた。
...
91歳の祖父と、40歳の私。
先の大戦で戦死した村の人たちのたくさんの遺影写真が飾ってある
、そんな本堂。
上から2人を見守ってる感じ・・・
ふと、祖父に聞いてみた。
【おじいちゃん、この写真の人を何人知ってる?】
『全員、知ってるよ。。同級生もいる。同じ村だけじゃなくて、近
くで一緒に遊んでたのもいる。』
祖父もまた、海軍仕官して、そして、終戦を迎え、帰ってきてくれ
た。。
大好きな、大好きな祖父。
そして、その大好きな祖父が、大事に、大事に想っていた仲間たち
。
蝉時雨の中、とても、とても、ゆっくりの時間が祖父と私の間に流
れていました。
先の大戦で戦死した村の人たちのたくさんの遺影写真が飾ってある
、そんな本堂。
上から2人を見守ってる感じ・・・
ふと、祖父に聞いてみた。
【おじいちゃん、この写真の人を何人知ってる?】
『全員、知ってるよ。。同級生もいる。同じ村だけじゃなくて、近
くで一緒に遊んでたのもいる。』
祖父もまた、海軍仕官して、そして、終戦を迎え、帰ってきてくれ
た。。
大好きな、大好きな祖父。
そして、その大好きな祖父が、大事に、大事に想っていた仲間たち
。
蝉時雨の中、とても、とても、ゆっくりの時間が祖父と私の間に流
れていました。