一体Dさんのどこが好きなの?
親友の質問にはっとする。
…大手商社マンだから。
他には?
… 何もでてこない。
友の鋭い質問が突き刺さる。
薫はDさんが一流企業に勤めてるから好きなの?それともお金持ちだからいいの?
そんなことない。お金なら自分でも十分稼いでる。
でもDさんがエリートサラリーマンじゃなかったら?と問われると自信がない。
生身の自分を見てもらわないと意味がない、まさにDさんから言われたことだ。
さらに友人はこう続けた。
Dさんが薫のこと本当に好きなら、薫の気持ちが追い付くまで待てるはずだよね?
これか!私が感じてた違和感は!
好きだと言われても、どこか一方的で信じられなかった。
友の言う通り、好きなら自分のペースを押し付けず、少なからず相手に合わせようとするはず。
合理的な生き方をしているのかもしれないけれど、
恋愛は合理的に進められるものではない。
Dさんのことは諦めることにした。
やっぱり友達って大事。誰かに相談すると、
迷路から抜け出せることもあるんだなぁ(>_<)