参加しなかったけど見に行けた運動会
皆さんの地域では運動会は終わりましたか?
うちの子の小学校は先週末が運動会でした。
発達に凸凹があり、HSC傾向もある特別支援学級在籍の息子は今年5年生。
去年の運動会は徒競走にも表現(踊り)にも参加できたので、今年も問題なく参加できると思っていました。
ですが、運動会が近づくにつれ「行きたくないなあ」を連発。
表情も暗くなり、普段の授業にも登校しなくなってしまいました。
そのわけはーーー
5月も後半になったころ、運動会の練習があったようです。
運動会当日は学年ごとに競技することになっていて、
特別支援学級の子もそれぞれの学年に交じっての参加です。
なので、練習も同学年の普通級の子たちと一緒にしていたようです。
そのころの息子の登校は登校は、週3回だったり週1回だったりと、まちまちでした。
時間割に運動会の練習とは書かれていなかったので、
運動会の練習が始まったことも気づかずにいたようです。
そんな中で参加した全体練習で、指導に当たった先生が怒る人だった、と息子は言います。
踊りの振り付けを覚えていないので周りを見ながらやっていたら、「まじめにやってる人に失礼だぞ」と言われた、と。
みんながうまくそろった時も、「本番でも同じようにやれ」と言うだけでほめてくれなかった、と感じたそうです。
そして息子は完璧主義でもあります。
完璧主義って良いことのように思いますよね。
完璧にするためにひたすら練習する、というイメージがあると思います。
けれど息子の場合、「自分は完璧にできない」と予想すると、初めからやらない選択をするという、そんな完璧主義なんです。
「ちゃんとしないと先生が怒る。でももう本番まで時間がないから、きっとちゃんとできなくてまた怒られる。」
そんな思考パターンにおちいって、動けなくなってしまったようです。
それでもなんとか励まして、当日運動会を一緒に見に行くことはできました。
グラウンドのフェンス越しではあったけど、隠れたりせずに普通に見ていられた息子でした。
そこまで完璧じゃなくても大丈夫、と思えたかもしれません。
来年はもっと練習にも参加して、本番も楽しんでくれるといいなあ、と願う母なのでした。
不登校だった息子が学校に行けるようになったのは美賢女🄬メソッドのおかげです
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