KELETI | CHIEKOの感性・直感のまま

CHIEKOの感性・直感のまま

♡2016年1月のホーチミン&シンガポール編を連載中♡ 
旅を通しての気づきプラス心を動かされた事をお届けします。

最初に降り立ったブダペストの東駅


ブダペストを離れる日の朝、私の別れを惜しむ気持ちが

大粒の雨と重なった気がした。


ホテルからタクシーに乗り込み、目に映る光景を確認しながら

神妙な気持ちになっていた。


その時、左手にケレティ駅が目に入った。


ケレティとは東を意味する。


2008年に初めてこの駅に降り立った。


ウィーンから列車で3時間余りをかけての到着だった。


駅でハンガリー人の友人が迎えてくれる予定になっていたので、

私はホームに降り立つやいなや、人で込み合う中

急いで彼女を探した。


お互いを10メートル程先に見つけた時には、自然と二人とも走り寄っていた。


ハグをして顔を見合わせると二人の目には大粒の涙が溢れていた。


私たちは再会を喜んだ。


手にしていたピンク色のチューリップ一輪を彼女は私に差し出した。


ありがとう。


まるで映画のワンシーンの様な感動的な再会の瞬間だったと、

後になって客観的に思った。


私の人生において、何度あんな感動的な再会を経験することになるのだろう。


これまでも何度か経験した。


簡単に会えない状況が会えた時に深い感謝と感動を覚えるのだ。


ブダペスト東駅がハンガリーとの最初の大切な出逢いの

場所という宝物になった。



CHIEKOの感性・直感のまま