値引きシールを貼り終えた夜、冷たい指で今日のパック数だけを数えていた
閉店前のデリカコーナーで、
私は惣菜パックに値引きシールを貼っていました。
唐揚げ、コロッケ、焼き魚、煮物。
透明なふたの上に、赤いシールを一枚ずつ重ねていく。
手袋の中の指先は、ずっと冷たいままでした。
お客様から見えるのは、きれいに並んだお惣菜だけ。
でも裏側では、揚げ物の油の匂いと、冷蔵ケースの冷気と、
「今日、何パック出したか」という数字だけが残っていきます。
丁寧に詰めたことより、最後に見られるのはパック数だけ。
その感覚が、少しずつしんどくなっていました。
副業を調べても、
「毎日投稿」「顔出し」「AIで簡単」
そんな言葉ばかりが並んでいました。
でも、仕事が終わったあとに、
また数字に追われる場所へ行くのは怖かったんです。
あなたが悪いわけじゃないと思います。
手が遅いわけでも、努力が足りないわけでもない。
ただ、今の疲れ方に合わない副業の形を、
選ぼうとしていただけかもしれません。
パック数をさらに増やす前に、
まず見直すべきことがあります。
今日のパック数だけで、
自分を責める前に。
その副業が本当に続く形なのか、
一度だけ確認してみてください。
副業の構造を見直す
※スーパー惣菜・デリカ作業・閉店前の数字に疲れた方へ。
