●●新作劇場鑑賞≪5≫●●映画ブログNO17
月日の流れは早いもので【7月に突入】しましたね。
【遅い梅雨】を迎えて【異常な暑さ】が続いてます。
毎月【映画館】で観たい作品が多くて困っちゃいます
映画好きな方々の【ブログ】を読みますと👀あれもこれも観たくなります
【可能なら】公開中の作品を【全て観たい】と思う程の映画バカになります。
以前は【月に10本以上】は映画館で観ていたワ・タ・シ、、。
若い頃は【バイク🏍や車🚘が大好き】で高校卒業後から結婚前まで【ドライブクラブ🏎】に入って楽しんでました。
ドライブクラブにいた【男子の中に】当時の【鼻の長いフェアレデZ👀】に乗っていた子が二人居て乗せてもらった【思い出】があります。
ひとりは【赤】でもうひとりは【渋いカラー🏎】でした。
実は40代の時には【フェラーリ】に乗せてもらった事がありました。
東京時代に出来た【親友の弟さん】が車好きでフェラーリに乗っていたことがあって親友を通して【特別に乗せて👸】もらった【思い出】があります。
親友の弟くんは当時の【彼女が芸能人】だったこともあって頑張って買ったと親友から聞きました。
少しネタバレします。
未鑑賞の方はご注意下さいませ。
あらすじ
【マイケル・マン監督】が【アダム・ドライバーを主演】に迎えて【イタリアの自動車メーカー・フェラーリ社🏎】の創業者が【エンツォ・フェラーリ】を描いた【伝記ドラマ✨】
【ブロック・イェーツ】の著書「エンツォ・フェラーリ 跳ね馬の肖像✨」が【原作🖊】です。
【私生活】と【会社経営】で【窮地に陥った59歳】のエンツォが【起死回生】をかけて挑んだ【レースの真相】を描いてます。
【1957年】、、。
エンツォ・フェラーリは【難病を抱えた息子ディーノ】を【前年に亡くす】のです。
そんなこともあって【会社の共同経営者】でもある【妻ラウラ】との【関係は冷え切って】いた。
そんな時エンツォは【愛人リナ】とその【息子ピエロ】との【二重生活】を【妻に知られて】しまう。
さらに【会社は業績不振】によって【破産寸前に陥り】競合他社からの【買収の危機】に瀕していた。
【再起を誓った】エンツォは【イタリア全土1000マイルを縦断】する【過酷な】ロードレース【ミッレミリア🏎】に挑む。
【妻ラウラ】を【ペネロペ・クルス】が演じてます。
また【シャイリーン・ウッドリー】が【愛人リナ】を演じてます。
≪2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品映画≫
キャスト
🔶監督:マイケル・マン
📚原作:ブロック・イェーツ
🎵音楽:ダニエル・ペンバートン
エンツォ・フェラーリ:アダム・ドライバー
ラウラ・フェラーリ:ペネロペ・クルス
リナ・ラルディ:シャイリーン・ウッドリー
・リンダ・クリスチャン:サラ・ガドン
・アルフォンソ・デ・ポルターゴ:ガブリエル・レオーネ
・ピーター・コリンズ:ジャック・オコンネル
・ピエロ・タルッフィ:パトリック・デンプシー
他
【2023年製作/130分/PG12/アメリカ・イギリス・イタリア・サウジアラビア合作/原題:Ferrari】ジャンル:伝記映画✨
勝手な感想
映画の【タイトル】や【ポスター】そして【予告編👀】から受ける【イメージ】とは違った内容の作品でした。
【1957年✨】のうちの【3か月のお話📅】でした。
エンツォ・フェラーリの【栄枯盛衰の物語のイメージ】で鑑賞した方も多かったと思います。
【クライマックスのミッレミリア】の開催日から推測しますと【1クール位】ということなのかな~と、、。
当時、彼の人生において【苦境の時期】だったことが本作からわかりました。
倒産寸前の会社
前の年には長男が亡くなる
妻(ラウラ)とは険悪ムード
私生児を産んだ愛人が認知の打診
そしてミッレミリアの【大事故】
カーレースの描写は半分以下
妻との諍い
愛人とのやり取り
その他の人間関係
↑これらの描写が半分位でした
【レースのお話】と【家庭内のごたごた】が並行して進む表現方法でした。
【カーレースのシーン👀】を多く期待して観た方には【物足りなかった感】は否めません。
【妻との】やりとりの【緊迫感】が凄まじかった。
【突然の銃撃】も登場!!
妻は【時間を守れ】ば【女遊びも許す】という【寛容さ】があった様です。
所が【息子を亡くした絶望】と【夫への不信感】が重なって【心はボロボロ】だったのでしょう。
しかも【愛人の存在】を知ったのは【後から】だったようです。
女性目線で【妻の立場👀】から見ますと【夫失格の最低男】です。
【フェラーリ】という【ブランド】や【エンツォのファンの方】にとって【本作は】どういう【影響】を与えるのか
特に【ファンでない者の目線👀】ですと【妻寄りの心境】でこの【愛憎劇を観て】しまうかも知れませんね。
【妻が】いろいろと【画策】します。
ラスト近くで【エンツォとの交渉】の引き換えに【自分の目の黒いうち】は【ピエロの認知を許さない】と【啖呵を切ったシーン】
妻目線で観賞の方は【スカッと】した事でしょう。
【クライマックス】の【ミッレミリア🏎】の【レース】シーン!!!
ここに至るまで【鬱屈とした話が続いて】いたこともあってその【解放感に救われた気持ち】になった【観客👀✨】も多かったでしょう。
【イタリアの美しい景観】とともにその【瞬間の雰囲気漂う爽快なシーン👀】は【圧巻】!!!
その何とも言えない【解放感に救われた気持ち✨】になります。
わかりやすい【死亡フラグ】
試験走行で空中に飛ばされた【ポルターゴ、、】
【僕は優勝するよ!】の【遺書】
【恋人も現場に】来ている。
そして【有名な事故シーン、、】
【沿道の住人たち】の【生活👀】
【見物客が事故車】に【薙ぎ倒される瞬間】
【生々しい演出】でした。
事故直後の【不気味な静寂】の中【最悪のことが起こった】状況を【容赦なく描写】します。
【スピードレース】としての【ミッレミリア】はこの【凄惨な事故が原因】で【終わって】しまいます。
【ラスト】は【エンツォがピエロ】を【ディーノの墓】に【連れて行くシーン✨】で終わります。
そして【登場人物】の【その後がキャプション】で語られます。
🔷マイケル・マン監督の手腕!!
恐らく、主人公にとって【重要な出来事が集中】していた【この時期にスポット】を当てた様子。
映画として【想像以上に重い内容】でした。
マン監督は【真のマニアックなフェラーリファン&エンツォファン】なのでしょうね。
【フェラーリ愛好家】が映像化すると【よくある英雄譚】になってしまいそうな【懸念】があります。
マン監督はあえて【1957年にスポット】を当てました。
そして【無理に美化せず】ほぼほぼ【実話寄り】に描いた事に個人的に【好感】が持てました。
アダム・ドライバー!!!
【スタイルがバツグン】なので【仕立てのよいスーツ姿】が【カッコいい】です。
「ハウス・オブ・グッチ」の時もそうでしたが【上流階級の実業家役】も似合ってます。
【グレイヘアをオールバック】にした姿は【いい意味✨】で全くの【別人👀】に見えます。
ペネロペ・クルス!!!
妻のラウラ役の【熱演】が素晴らしい。
気性の【激しさ】、、。
持ち前の【賢さ📚】、、。
共同経営者としての【プライド】
エンツォを妻の立場だけではなく【支えてきた手腕】
若き日のエンツォの【成功の裏には妻の存在】が大きかった事は確か。
そんな彼女も【息子の死】によって次第に【輝きを失って】行ったのでしょう。
更にはエンツォが隠していた【長年の裏切り】に打ちのめされました。
せめて自分の生きているうちは【愛人の子の認知をさせまい】と奮闘します。
そんな彼女の姿に【女性として母≪≫として】の【たくましさと切なさ】を感じました。
カバー写真は梅雨の晴れ間に咲いていたご近所さんのお庭のお花です。
今日は七夕🎋✨ですね。
故郷では8月7日に七夕祭り✨があります。
ショコタン