彼氏シリーズその≪1≫
【初恋の人】より【強烈な記憶】として残っている優しい
あの子。
私にとっての【初彼】と言える【不思議なご縁
】で結ばれていた年下のSくん。
私が小学6年生から高校3年生までの7年間👩一途に片思いをしていた初恋の人と、、。
自分勝手な解釈で決着をつけたその日を境に親しくなりました。。
初恋の人にふられたんだときっちり確信しないと👀自分の心の整理がつかず次に進めない
今思いますと実に面倒な恋の捉え方をしていた奇人女子だったワ・タ・シ
その為に⛲高校3年生の卒業間近に初恋の人を呼び出して👦こちらから一方的にさよならした私
その同じ日に全く予期せぬ事にSくんは【特別なBF】に昇格しました。。
今回この当時の【初彼の事】を思い出して書こうという気持ちになったのには【理由
】があります。
当時の初彼は数年前に【50代の若さ】で亡くなりました。
🔶今考えても不思議なご縁のSくん✨
Sくんは弟の友達のひとりとして顔見知りのひとりでした。
弟と私は二つ違いで違う高校🏫に通ってました。
Sくんは隣の市から通学🚃していて学校帰りに数人の友達と一緒に
弟の部屋にちょくちょく遊びに来てました。
初恋の人への【気持ちに決着】をつけて【心に大きな傷
】を負ったあの日、、。
涙を拭って家に戻った私は海か山までバイク🏍でツーリングしたい気持ちでした。
出かけようとしてますと母から弟の部屋でSくんが👂弟の帰りを待っているから(・・?飲み物
とお菓子
を持って行くように言われました。
仕方ないので❝Sくんこれ母からの差し入れよ
じゃぁねぇ~」と差し入れを渡して弟の部屋を出ようとした時、、
❝〇〇姉ちゃんどうしたの目が真っ赤だよ❞と言うと私の顔をジーッと
覗き込んだSくん。
❝ちょっと目にゴミが入ったのよ(^^;じゃぁね~私はちょっと出かけるから❞と言って逃げるようにバイク置き場に向かいました
バイクにエンジンをかけようとしたその時🏍目の前にSくんが現れました
❝ちょっと邪魔よ
危ないわよ
どいて
❞と言うと、、。
❝○〇帰って来ないし俺も一緒に〇〇姉ちゃんと出かけたい❞と意味の分からない事(?_?)を言い出すSくん、、
❝えっ、何言ってんのよ👀そんな事無理だし二人乗り🏍なんて危ないわよほらどいてくれる】と言うと、、。
❝俺、〇〇姉ちゃんが心配だよ何かあったんでしょう
その目その顔どうしたの
】と、、。
ゴーインなSくんに押されて母を撒くために別々に家を出て
近くの街角で待ち合わせをしました
私は内心もし事故でも起こしたら大変な事になると思いながらも
慎重にバイクを走らせて🏍人生初の男子との二人乗りをしました
Sくんは私のお腹にしっかり腕を回してバイクの後ろで子供のようにはしゃいでました
当時間もなく高校2年生になるSくんと
卒業間近の3月の終わりの私たちでした
今となれば忘れられない【いい思い出✨】となりました。
見晴らしの良い👀✨地元の山までツーリングしている自分が嘘のようでもあり🏍✨
弟の友達と二人乗りしてこんな山まで来ている大胆な自分に問い正しているもう一人の自分が出て来たりしました
私はSくん✨に7年間の初恋に自ら終止符を打った事を包み隠さず打ち明けました
Sくんは静かに話を聞いてくれて一緒に泣いてくれて
流し目風に私を見て
ぽつりと言いました。
❝○〇姉ちゃん👀彼氏のような人が出来るまででいいからさ俺を彼氏のような存在にして欲しいんだ
真面目な交際の申し込みだから
ちゃんと真面目に受け止めて❞と、、。
私は❝何言ってんのよ💦暗くなる前に家まで送るよ❞と言ってバイクを走らせました。
内心面食いの私は弟の友達の中ではSくんだけは飛びぬけたイケメンね
と思っていました。
勿論特別な感情はその時は全くなかったのは事実。
急に現実に戻り(^^;暗くなると大変だと思い隣の市にあるSくんの家まで送りました🏍
Sくんの家は結構田舎で周りは田畑に囲まれた大きな農家さん
でした。
帰ろうとすると🏍Sくんのお母さんが家から出て来ました
Sくんが❝お母さん同級生の〇〇のお姉ちゃんだよ
遅くなって送ってもらったんだ】と。。
するとSくんのお母さんは❝ちょっと、待ってて❞と家に戻りお米と沢山の野菜や果物
を持って行くようにとお土産を下さいました🎁
続いて(;^_^お父さんが出て来てバイクの後ろに落ちないようにゴムでお米や野菜🍠を上手に縛って下さいました
なんて優しいご家族なんだろうと思いほのぼのしました
この長い不思議な【運命の日】からSくんとの交際が始まり💑Sくんの大学進学が決まった時に🏫私から終わりを告げました。
Sくんは合点がいかない様子でした
お互いに嫌いじゃないのに≪≫どうしてなのって感じでした
私は大学生になるSくんの将来を考えて別れようと思ったのでした。
ホントに不器用な者同士の私たちでした📚
今思えば無理に別れる事は無かった私たちでした
Sくんとの約2年間の清く正しい交際は💑Sくんの大学受験の勉強の為もあり月に数回程度の図書館デートがメインで📕
特別な日は
✨自分の趣味の映画を一緒に観に行ったり
✨ドライブしたりして楽しく過ごしました
交際中は一線は越えない事を条件にしていて
Sくんも約束を守ってくれました✨
図書館でピタッと👫くっついて勉強していたSくんの姿が意地らしかった
そんなSくん✨は某銀行の支店長になってました。
関東の某支店に単身赴任中の突然の孤独死だったそうです
あの忘れらない初恋への決別を自らして前進しようとしていたあの日に✨Sくんをバイクの後ろに乗せた私👸✨
あの時がSくんをバイクの後ろに乗せた最初で最後の日となりました✨
今思いますと事故を起こさなくて良かったなと、、。つくづく、、✨
ちなみに私がバイク🏍✨の後ろに乗せた人は生涯Sくん
✨と親友N
の二人だけです。
親友Nは40代の時に乳がんでこの世を去りました
親友との思い出✨もいずれ書きたいと思ってます。
真面目で優しかった【Sくん✨】綺麗な【思い出
✨】をありがとう
✨
天国で👼✨私の残りの人生を見守っていてね✨
📷カバーの写真は私の【19歳の誕生日✨】にSくん✨が当時バイトして貯めたお金
✨で買って【プレゼント
✨】してくれた【オルゴール付きの人形
✨】です。
母の遺品整理をしてましたら🏠実家の蔵に綺麗なまま残ってました✨
タイミングをみて人形供養をしようと思ってます✨