【文学的な映画✨】というより【映画的な小説✨】といえる「突然炎のごとく(1961)✨」
●●鑑賞会作品⓳●映画ブログNO6310年位前から映画好きが集まる3つの鑑賞会に参加してます。都内暮らし🗼が30年以上だったのでその時のママ友👶だったり以前の職場の映画好きの集いだったりの会が存続していて感謝です。🔶最近観た鑑賞会作品の中から気になった作品を独断と偏見でご紹介して行こうと思ってます。少しネタバレします。未鑑賞の方はご注意⚡下さいませ。あらすじ【パリのモンパルナスで出会った】、、【オーストリア🌳出身のジュール】と【フランス出身のジム】です。【文学📚という共通の趣味】を持つ【ジュールとジム】はフランスのモンパルナスで出会い【意気投合】します。そして【親友】になります。ある日【カトリーヌという女性】と知り合います。ふたりは【同時に彼女に夢中】になりますが【自由奔放な彼女に翻弄され】ます。「死刑台のエレベーター」の【ジャンヌ・モロー】が【奔放で破滅的なヒロイン役を魅力的】に演じてます。【フランソワ・トリュフォー】が【アンリ=ピエール・ロシェの小説📕をもとに撮りあげた長編第3作】です。親友同士の【ふたりの男とひとりの女】が【長年にわたって織りなす恋愛模様】を綴った【名作ラブストーリー】。。【1961年製作/107分/フランス/原題または英題:Jules et Jim】ジャンル:ドラマ・ラブロマンス✨キャスト📢監督:フランソワ・トリュフォー🔨製作:マルセル・ベルベール📕原作:アンリ=ピエール・ロシェ📕脚本:フランソワ・トリュフォー/ジャン・グリュオー🎬撮影:ラウール・クタール🎵音楽:ジョルジュ・ドルリュー🔶ジャンヌ・モロー(カトリーヌ)🔷オスカー・ウェルナー(オーストリア🌳の青年ジュール)🔷アンリ・セール(フランスの青年のジム)マリー・デュボワバンナ・ユルビノサビーヌ・オードパン他勝手な感想ふたりとも【詩や小説を書いている文学青年】【アドリア海の島にある美術公園】の【女の顔に魅了されたふたり】【カトリーヌは島の彫像の女と瓜ふたつ】【アンリ・ピエール・ロシェの小説📕】の「ジュールとジム」を、、。【ジャン・グリュオーと「ピアニストを撃て」のフランソワ・トリュフォー】が【脚色&演出した愛の形態を描いた】ものです。【現代の社会の常識から見れば奇妙】にも見える【友情と愛情を中心に描き】ながら、、。【三人の男女の三角関係を綴って】いきます。 彼女は【既存の価値観などに支配され】ません。【ひとりの男を愛し結婚し💑子供を生み育てる】のが【女の幸せなどと誰が決めたの】とばかりに、、。自分の【思うがままに人を愛し思うがままに行動】します。そんな【彼女を愛した男たち】は【理想とする男女関係👫などを構築できないことを知りつつ】も、、、。【彼女を見捨てることを簡単に出来】ません、。 こういう【価値観を映画の中で表現】します。本作は当時【新たな風を社会にもたらしているように】も思えます。【1960年代📅に作られた第一次世界大戦前後の時代設定の映画】になります。【新しいわけではない】のです。【映像は白黒📺】です。【音楽も時代を感じ】ます。【好き勝手に生きる社会の逸脱者】で【無教養な若者たちの話ではない】のです。【心理描写も含めた】少し【格調高い作品】に仕上がってます。この【ふたり故にこのような結末になるのでしょう】【取り合ったり略奪では無い関係】です。【多夫一妻に近い形でしょう】、、。【ポリアモリーな関係に見え】ます。【ドロドロした感じがありません】。。そして【ラストは突然】訪れます【ジャンヌ・モローは撮影が大変】だったでしょうね。【夏目漱石の「草枕」の冒頭に出てくる有名な言葉】を【思い起こした方も多い】と思います。【自由奔放に生きたかった】のでしょうね、、。この世の【柵に束縛される】ことなく。。己の【情念の趣くまま】に、、。【彼女に翻弄されて】も、、。【ジムとジュールの友情の厚さ】に【胸が痛くなる内容で個人的には佳作】でした。フランソワ・トリュフォー監督談原作📕への【思い入れが非常に強烈】で原作で【受けた感動を忠実にスクリーンへと移し替えたかった】そうです。本作は❝文学的な映画というより映画的な小説❞と語ってます。邦題については監督が【邦題を知って激怒したという逸話が妙に納得】します。❝本作はジュールとジムなんだ突然炎のごとくじゃないんだ❞と、、。観客目線👀ですと【想像力を刺激する絶妙なタイトル】なのかも知れません。【言い得て妙】【味わい深い作品】ヌーヴェルヴァーグ【ゴダールが刺激を受けた】のは良くわかります。【詩的な映像美とセリフ】【ラストのインパクトが強烈】男ふたりの視点が興味深い👀映画。友情も愛情も詰まった映画。恋愛は情熱的で狂信的💑度肝を抜かれました。モローが歌う「つむじ風」に尽きるのでしょう。📷カバー写真は11月から始まった県内の道の駅のスタンプラリーの応募はがきです。完走賞だと36か所の道の駅にGOしないといけません。まぁ📅来年5月までのんびり行ける所までにします🚙ショコタン