現実は違った。(下書きしていたものです) | のほほん生活

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発達障害児の一人息子と夫婦の3人家族です。
主に子育てのことを書いています。宜しくお願い致します。

1歳11か月で自閉症、軽度知的障害(1歳10か月でDQ60)と診断され現在9歳2か月になった子供。


診断前から発達障害ありそうだと感じていたのでショックではあったが自閉症はまだ素直に納得できた。


一番ショックを受けたのが知的障害があるということ。



...まだ赤ちゃんに近い年齢なのに

知的障害と診断でるんだ、この子どうなってしまうんだろう...

3歳前は発達障害診断つかないことが多いと(ネット上)聞いていたのに

簡単に診断つくほど、

この子は障害が重いのかな⁉️


今、思うと自閉症の症状が顕著に出ており発語もなく指差し(腕指しはあったかな?)もなく検査もまともに受けれないのだから

自閉症も知的障害も妥当な診断だ。


...せめて、知的障害がなければいいのに。


知的障害がなければ、適切な療育を受けたら社会生活送れるようになるのではないかな?


...そう思った。


それほど子供の知的障害は大きな障壁に感じられた。


その後、子供は少しずつゆっくり🐌💨💨成長していった。

DQやIQも子供なりにゆっくり🐌💨💨

少しずつ上がっていった。


言葉がでてきたからだろう。


 "○○君のペースで、ゆっくり着実に成長している。"

と、その都度心理の先生に言われた。

それしかいいようないよね?とひねくれた思いを感じた。

 

...小学校入学前に療育手帳返納になるまで成長してくれたら🙏


親の本音である。

一般的に、幼児期は成長が著しい。 

人によっては知的障害の診断がなくなり

療育手帳返納となる。


支援級だと将来の選択肢がなくなると

無知な親である私たちは考えたのだ。

子供の負担や力量は考えず  

人の視線や偏見も必要以上に私たちの恐怖心を煽った。

自分の子供を恥ずかしいと思ったのだ。


実際は、他人は人のことなんて気にもしていないのにね。

可哀想に位は思うかもしれないが

それくらいだろう。


親自身が偏見や思い込み、普通に見られたいという変なプライドがあったのだ。


小学校にあがっても、子供は手帳返納までには成長しなかった。


親もよくてこの子は境界域止まりだ。おそらく年齢があがれば下がっていくのだろうと現実的になる。

 親だから完全にはなくならないが、余計な期待が減ってくる。


9歳の誕生日に療育手帳更新で検査を受けた。 

IQ93

口頭で直接数字を伝えられることはないが

見えてしまった。

担当した方は

ギリギリの点数だから厳しく採点したと言っていた。

田中ビネーなので実際は80前後の能力だろう。

こうして、ギリギリだが子供は療育手帳返納となった。

子供の普段の様子から

下がると思っていたので正直ビックリした。


それから2か月弱経つが、

子供の困り事、癇癪に変わりはない。

現実なんてそんなものだ。

手帳返納まで、成長したら

いいように変わるとはいかなかった。


精神障害者保健福祉手帳より

療育手帳の方が手厚い。

ギリギリなら

療育手帳取得できる方がいい。


それが現実なのだ。