旅立ち | amiのブログ

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私が思ったことや好きな物を好き勝手書いています。
体質改善を心がけているので普段の生活ので試してみて良かったことなども書いています。
私と同じように悩んでる人の何かヒントになれたらいいなぁと思い書いています。

もしかしたら前回の記事を読んでくれて

まだ心配をしてくださっている方が

いるかもしれないという思いと



自分の気持ちを少し整理したい思いがあって

今回の記事を書かせてください。




悲しい記事なので

全部読まなくて大丈夫です。




夜間救急にかかった2日後の朝、

猫は旅立ちました。




綺麗好きな子で

今まで粗相も滅多になくて、

足が動かなくなっても

トイレに行きたい時はそっちの方を向いて

動こうとしていました。

でも動けないので

大きな声で私を呼んでくれました。

そしてちゃんとトイレの中でしてくれる。




でもお水もちゅーるも食べてくれなくて。


一回だけ猫の大好きなHARIOのガラス容器で

ほんの少しお水を飲んでくれました。




スポイドで少しずつ口に入れていたけど

最後の方は一生懸命食いしばって

口を開けてくれなくなりました。




2階に上がれないので

夜はリビングに家族全員で寝ました。



でも猫はきついのか

寝なくて、布団から出て

動けないのにどこかに行こうとしていました。




朝、ずいぶんと衰弱していたので

点滴をしてもらえるかもしれないと

夫が近くの病院に電話をしてくれて

まだ開く前でしたが

連れていこうとなりました。



でも猫は前日と全然様子が違いました。



舌を出して目は閉じず

呼吸が苦しそうで



ずっと名前を呼んでいましたが

だんだんと動かなくなっていきました。




まだ大丈夫って信じたくて

急いで病院に行きました。



病院の先生も

受付時間開始前でしたが開けてくれました。




でももう間に合いませんでした。




死亡を確認してもらい

夫と家に帰りました。




新猫は、

動かなくて寝ている猫が怖いみたいで

近寄ろうとしませんでした。

横を通る時は遠回りで。




もっと出来ることはあったんじゃないかと

夫も私も後悔ばかり浮かんできて

今でも苦しいです。




でも江戸っ子みたいな性格の猫は

人の世話になるのが嫌いで

去勢手術の時も麻酔を打たれても

眠らずに抵抗して先生を困らせていました。



もしかしたら、自分で動けず

トイレのお世話までされるのは

死ぬほど嫌だったのかな。




都会の何車線もある大きな道路の真ん中を

小さな体でたった一人でウロウロしていた猫。

自由を夢見て冒険に出たのかもしれない。




でも家に連れてこられて

もしかしたらストレスだったのかもしれない。




ちゅーるはご褒美の時しかもらえないし。



時々お留守番もあるし。



時々、知らない人来るし。




ウクレレの音はそんなに嫌じゃなくて

私が弾き始めるといつも近くに来てくれて

時にはベッタリくっついてきてくれて

その音いいじゃんって

褒めてくれていたのかもしれない。




ビニールが大好きで

どんなに小さな音でも聞き逃さない猫。



キッチンが大好きで

いつも私に怒られていた猫。




ウールサッキングがやめられなくて

家中からモフモフ素材を消した猫。




ドライささみの宝探しを

毎日楽しみにしていた猫。




夜一緒に寝るのは恥ずかしいけど

やっぱりちょっと寂しいから

私達が眠っているのを確認してから

布団に上がって来てくれていた猫。




思い出がたくさんある。




猫は私達にものすごい幸せを

与えてくれていたんだなと

改めて気がつきました。




私は猫を幸せにしてあげれていたのか

わかりません。




いつかはこんな日が来ると

覚悟はしていたつもりですが、


まだあと10年くらいは

一緒にいれると思っていたので、

急過ぎて猫が騒がない朝を

なかなか受け入れることができません。




でもいつも静かだった新猫が

朝、大きな声で鳴いて

ごはんを楽しみにしている様子を

見せてくれました。


時々ひょうきんな新猫に

救われているところもたくさんあります。




人間と猫は違うことは認識していますが

子供のいない私達にとっては

本当にかけがえのない存在だったので

この喪失感がどのくらいで癒えるのかわかりません。




でも私はまだ生きているし

やらなきゃいけないことはたくさんあるので

とりあえず日々淡々と過ごしていきます。


新猫に心配かけ過ぎるのも嫌だし。




今、こうして文章を書いていたら

少し気持ちが落ち着いたような気がしました。




ここまで読んでくださった皆さま。

今までそっと見守っていてくださった皆さま。

本当にありがとうございました。




猫の遺していったものを見つけると

まだまだ辛い気持ちは消えませんが

体は元気ですので

心配しないでくださいね。





火葬に向かっている時に

降っていた雨が一瞬止んで虹が出ました。

猫はあの橋を渡って行ったのかな?




いつか私も新しい旅に出た時に

猫が迎えに来てくれたら嬉しいな。

またビニール玉で一緒に遊びたいよ。




今までありがとう。

またね!