中学入試のシーズンが来ました。終わったところもあるでしょう。ある実業家は、中学入試意味がないとか言ったりとかしますが、私はそうは思いません。私は、6年生の1年間で私立中学校に合格しましたが、その1年間はとても意味があるものでした。テレビを観ずゲームもせず、1日10時間越えで勉強したこともありました。もちろん小学校も休みませんでした。睡眠時間が短かったため、イライラすることもありましたが、その1年間があったからこそ、今の優雅な生活があると思っています。友人は元国会議員だったり、これから立候補するものだったり、どんぐりの背比べだった友人も一流大学に進学したりもしました。高校1年生の成績だけでは、わからないことも多いのだなと思いました。僕は高校2年生から不登校になりましたが、その分本をたくさん見ました。三島由紀夫や岡本太郎スポーツマンの自伝、その間、どんぐりの背比べだった友人はどんどん伸びていったんだと思います。何とか卒業して、大学に進学し(推薦ももらっていました)、大学を卒業してからも新卒で進学塾に入社し、楽しい人生でした。過去形になっているのは、現在が辛いからではありません。ピークの20代を過ぎて、優雅なる没落を過ごしているから、そういう表現を使っているのです。経済学を学んだこともすごく意味がありました。僕は人生一生懸命勉強したのは中学入試の1年間だけでした。だからこそ多くの人に情熱をかけた中学入試をぜひとも経験してもらいたいと思います。合否に関係なくその期間はとても素晴らしいものになるでしょう。