なんか、日々思うこと。。

なんか、日々思うこと。。

テレビ・新聞・インターネット・・・様々な情報が入る毎日。そんなことから思う事をつぶやきます。

Amebaでブログを始めよう!
BSで「シリコンバレー戦国時代」という番組を視聴した。前後半の2部構成で前半は韓国や台湾のベンチャー企業の紹介だった。
まだ若い起業家が、製品を開発し、商品化・実績をつけるために、先端技術の世界の頂点に位置するシリコンバレーの投資家にむけて売り込み、投資をつのる様が描かれていた。
サムスンやLGといった、IT・家電業界は韓国が世界のシェアを圧巻している背景には、政府が一丸となって支援しているのがある。この番組の前半は、同様にこういう若手ベンチャーに対しても政府がつねにひとつ噛んでいるところがうかがえる。
リハビリ支援のための医療機器が今回の商材だったが、確かにいい商品だが、投資家からの意見要望は、おおよそ予測のつくものだ。
医療としての、保険対象の問題や、実証実験の成果などだ。
ここにいきつくにも、人脈や費用が必要になる現実。
「いいものは必ず理解してもらえる」という志でシリコンバレーにやってくる起業家は相当な数だろうし、投資家も大きなビジネスにならないと腰は動かない。
いいものを売るため、若い起業家を支援するという概念は少ない。
やはり、ビジネスだ。
政府筋紹介の縁もあり、その後リハビリセンターにて実証実験を行ってくれるところにこぎ着け、また一定の成果も出ているところで番組は終わった。
おそらく、これらのデータを基に医療機器としての登録や保険対象の手続きを済ませて、広く全米に普及し、日本にやってくる日もいずれくるんだろうと思った。
韓国、すげーなーっていう印象

第2部は「日本の巻き返し」として日本の起業家の売り込みだった。
バーチャルリアリティの分野にFOVEという会社の視線追跡型の商品だ。
投資家からは、「どこに需要があるんだ」という意見があった。
ゲームにしては、面白みがないということだろうか。。
バーチャルリアリティの世界には、現在主導を握っている会社があり、しかも社長は若干23歳。製品の可能性を認められ、Facebookから2300億円で買収された。
アメリカンドリームだ。

FOVEの製品はあるきっかけで、遠く離れた祖母に結婚披露宴をバーチャルで体感する企画に採用された。披露宴会場の3DカメラはPepperに取り付けられ、FOVEを装着した自宅の祖母が、Pepperに近づく新婦を思わず抱きかかえるような身振りをするところが情緒的だった。これを期に使用範囲においていいヒントを得たようだ。

最後はシェアサイクルの車輪に光る広告映像をする案だった。すでに特許をとっているということで、話をきいたEvernoteの代表にも好印象だったようだ。詳細はなかったのは、今後ビジネスになる様々な事も含めてオフレコになったのか、まだまだ検討の余地有りなのかはわからない。


アジアの起業家の挑戦は、母国ではなく、まずはシリコンバレーで勝負しないといけないという部分はハッキリとしていた。
母国で実績をあげればいいやん?と思うが、そうではないのだろう。

技術はすごいスピードで進んでいる

せめて、世界の動きくらいは、理解していないとと
思わずにいられなかった