いつの頃からか、年配の女性芸能人の方が妙にくっきり黒々と下まぶたのアイラインを描いているのを見て、
「かなり不自然だけど…なんであんなメイクするんだろう?」
と思うようになりました。
例に挙げるのも失礼ですが、森◯子さんとか黒柳◯子さんとか…
でも、自分も年を重ねてみて、なんとなく分かるようになりました。
まつ毛がどんどん細く疎らになってきて、特に下瞼のまつ毛は鏡にギリギリ近くまで近づいてやっと見えるくらいになってしまいました。
他の人から見たら下まつ毛がないに等しい。
毛がないと、マスカラで太くすることもできないんですよね。
下まつ毛がないと目の輪郭が曖昧になって顔がのっぺりぼんやりします。
さらに、白目の周りの粘膜のピンクが目立って、ちょっと不気味な感じ。
ああ、これなら多少不自然でも下のアイラインを描いたほうがまだマシな顔かもしれない。
普段軽いメイクしかしない私ですが、下瞼にメイクしてみることにしました。
まず下アイラインを入れてみましたが、薄いと大して変わり映えしないし
夕方には消えてるし
かといって濃いと往年の女優です。
黒々した線が際立ってるから悪目立ちするのでは。
アイラインの下にアイシャドウを塗って、ぼかしてみました。
これはパンクメイクっていうかビジュアル系っていうか・・・
薄い顔なのに目の周りだけ妙にダークで、合わなすぎるー!!
一体どうしたらいいの。
試行錯誤の末、とりあえず細めに下アイラインを引いた後、目尻だけ薄ーくアイシャドウを入れてぼかし、控えめに下のアイラインの存在をアピールすることにしました。
まあこれもタヌキみたいなんですが。
メイクも不器用というお話でした。