以前から何度か書いていますが、美容室での会話が苦手です。

慣れない相手と2時間近く世間話をするのが苦痛…なら雑誌でも読んでいればいい話ですが、会話がないのを気まずく感じてしまい、無理やり話題を振ってしまいます。

共通の話題は思いつかないのでどうしても自分の身の回りのことや身内の自虐ネタが多くなってしまい、帰宅してから「あんな話題ふられたって返しに困るよね」などと自己嫌悪に陥るのが毎度のルーティンです。

そんな苦手な美容室ですが、引越ししたので新しく探すことにしました。

そしたらあったのです、「会話しなくていい」と謳う美容室が!!

何て素晴らしいんだニコニコ

先日、行ってまいりました。 

予約を取ったときは前のめりだったのですが、だんだん不安にもなってきて、美容室に向かう道すがら、

「ウリが『会話しなくていい』だけで、技術がイマイチだったらどうしよう…真顔


とか、

「この美容室を予約する人って、『自分はコミュ障です』って言ってるようなものかな…真顔


とか考えたりしました。

お店はごく普通の、明るくてキレイな内装。
隣の席とは壁で仕切られていて、半個室のような感じです。

店内Wi-Fi完備、席にはタブレットがあって電子雑誌読み放題、スマホ充電器にミニ扇風機もあり、ドリンクもついて至れり尽くせりです。

美容師さんは物静かな感じの女性で30代前後くらい。
最初にヘアカタログの画像を見せて希望を伝え、施術スタート。

特に「会話をしなくていい」旨は説明されませんでしたが、一応そういうコンセプトなはずなので心置きなく雑誌が読める!

…が、タブレットをずっと持っていると肩が凝ります。
さすがに2時間タブレットを見続けるのは無理そう。

スマホと交代で使ってみたりしました。

シャンプーのときは「特にこちらからお声がけはしません」との断りがありました。
確かに、いつも「シャンプーしていきます」「洗い足りないところはございませんか?」
などと丁寧に聞いてもらって、その度に「はい」と答えていましたが、それもしなくていいんだ。

なるべく会話しなくて済むよう、色々気配りされているなと感じました。

前髪の長さはちょっとこちらから希望を言って微調整してもらいましたが、それ以外は会話しませんでした。

最後に鏡で後ろを見せてもらって、終了。

お値段、シャンプー+カラー+トリートメントで1万4千円ちょっと。
お値段もお手頃かなと思います。

仕上がりは、最初に見せた希望のヘアスタイル画像通りの長さ。

うん、長さは合っていたのですが、カットモデルさんと違って私の髪は硬くて多くてクセがあるので、「もさっ」としていました。

もし次来ることがあったら、ちゃんと「ボリュームを抑えたいです」と強調しよう。

会話がなくて気楽だったけど、美容師さんのことが全然分からないままなんだなと思いました。

会話をすると、なんとなくその人の性格が見えたりします。
別にどんな性格かを知る必要はないのですが、多少なりともその人を知った上でやってもらうのと、全く何も知らないままやってもらうのは、結構ちがうなと思いました。

私はHSPなので慣れない環境や人が苦手。
会話をすればその美容師さんに対して少し「慣れ」が生まれるけど、会話がないと毎回新しい人に当たるような緊張感があるかもしれない。
どっちがいいのか…?
それとも、「会話なくやってもらう美容室」の流れに「慣れ」るのか。

次回はまたそのときの気分で決めようと思います。