週末に美容室に行ってきました。
多毛剛毛でカットするとさっぱりするので(何といってもドライヤーが楽~)、美容室自体は好きです。
でも、美容師さんとの会話がいまいち苦手で
美容師さんは仕事柄喋り慣れていて、こちらのとりとめのない話もちゃんとキャッチしてくれて、小話もはさんでくれて、不快な思いは全然していないのですが・・・
HSP気質のせいか「会話しなくちゃいけないシチュエーション」自体が苦手です。
最初のアンケートで聞いてほしい↓
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Q.本日はどう過ごしたいですか?
□担当者とおしゃべり
□雑誌に没頭
□施術をじっと見ていたい
□寝る
□その他
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(寝るのはダメだろ)
雑誌が一番楽ですが、ページに挟まる毛が気になるし、全く何も会話しないのも感じ悪いかなとか思って(自意識過剰)集中できず・・・
面白い事が言えるわけでもないのに「面白い話をしなくちゃ」とか、とっときのネタがあるわけでもないのに「盛り上げなくちゃ」とか、勝手にハードルを上げて構えてしまいます。
何か話さなきゃ、なるべく感じ良くふるまわなくちゃ・・・
追いつめられると、時々違うキャラが登場します
いつも通りの、気弱で人見知りで臆病な私を、仮に「青スミノ」とします。
青スミノが
「無理!」
と悲鳴を上げると、スイッチが勝手に入って別のキャラ「赤スミノ」(仮称)が出てきます。
赤スミノは、
「周りにどう思われるか一切気にしない(他人の目を気にする神経をシャットダウンしている)」
そして
「1つの目的に向かってひたすら進む(余計な不安をはさまない)」
を旨としています。
目的は一つしか設定できないところもポイント。
(過去に書いた「マルチタスク」もご参照ください)
だから、「美容師さんと会話を続ける」が目的になっている場合、話の内容がくだらなかろうが相手が興味なさそうだろうが、全く気にしません。
一方的にしゃべり続けます。
しかもこの赤スミノ、ちょっと横柄で上からな感じなんです。
最近仕入れた情報を次々に「~なんですよね」ってひけらかしたり、、あたしはこう思うから大丈夫!みたいな上から目線で妙にアドバイスしちゃったり、自分や家族を落とす自虐ネタ(返しに困るやつ)を繰り出したり。
さらに、喋っているうちに感情が高ぶってきて涙目になってしまい・・・
うざぁ・・・
そして家に帰って青スミノに戻ると、
「ああ~余計な事しゃべりすぎた~なんであんなこと言っちゃったんだろう~」
「疲れる奴って思われた?」
「悪い意味に取られたかも」
って自己反省ループにはまります。
つまり、美容室に行くと
(1)うまく会話が続かず、気を遣いすぎて疲れる
(2)余計なことを喋りまくってしまい、あとで落ち込む
のどちらかになるので、イヤなのです。
多分、大人になって苦手なことに直面したけど逃げられないとき(その苦手がたとえ美容室程度であったとしても)、とにかく切り抜けるために出来たのが「赤スミノ」だと思います。
ただの「無理してるキャラ」かもしれませんが、なんかこう、うまく言えませんが普段の過敏な神経をシャットダウンしてる感じがあります。
赤スミノが引っ張ってくれることも多々あるけど、いろいろ気が回っていないのであとで青スミノが気に病みます。
頑張ってるけどそれで相手を疲れさせちゃ意味ないし、頑張って無理してるのが相手に伝わっても気まずい。
もっと自然に他人と会話したい・・・
と思う今日この頃です。