今回は普通の日記です。

※ミミズが苦手な方はご注意下さい。

長文ですが、お時間ありましたらどうぞ照れ

 

先日、家族で公園へ出かけました。

子どもたちのお目当ては広い水遊び場。

人出もかなりありましたが、公園自体も広いのでのんびり水遊びをして過ごしました(大人は見てるだけ)。

 

さてそろそろ着替えて帰ろうかと子どもたちに声をかけ、れい(8歳)は水から上がってきたのですが、せり(5歳)はまだ水場をうろうろ。

水場は広く、騒がしいので中央のほうに行ってしまうともう声が届きません。

半裸のれいと、子どもたちの間に消えていくせり。

ちょ、まってー!!

どっちを追えば・・・。

子どもが分散すると手に負えません。

そんなとき旦那は何をしていたかというと、

ミミズを掘っていました。

 

数日前にれいが学校からヤゴを持ち帰ってきたのですが、ヤゴって肉食。

しかも生きた(動く)餌しか食べないんだそうです。

(しらすをゆらゆら動かして食いつかせる技もあるようですが、うちではうまくいきませんでした)

そのため水遊び後に公園でミミズを採取する予定でした。

ですが、旦那がそのへんの落ち葉溜まりをガサッと蹴ったら予想外にミミズがうじょうじょ出てきたので、面白くなって採り始めてしまったようです。

(旦那にはそういう癖があり、海の貝殻とか林のドングリとか、探し始めると子どもそっちのけで夢中になってしまうところがあります)

電話かけたって気づきやしない。

 

仕方ないので、公園の隅で熱中する旦那のところへ行って

セリがどっか行った!探してきてムキー

と半ギレ(私、すぐキャパオーバーになります)しながら伝え、またれいのところへ戻ろうとしたら、途中で知らない女の子お願いに出会いました。

私が右によけると女の子も同じ方に寄って来る。

私、同じ方によける「お見合い」よくやっちゃうんだよね~あせる

と思いながらすり抜けようとしたら、女の子が泣きそうな顔で近寄ってってきました。

あ、もしかして迷子かな?と思ったら

お願い「D君がいない」

だ、誰ーガーン

女の子の話を要約すると、

・D君は友だち

・自分は公園の近所に住んでいて、友だちと遊びにきた

・一緒に遊んでいたD君がいなくなった

とのこと。

でも、

ニコ「D君は何色の服を着ていた?」

お願い「分からない」

手がかりなし。

ニコ「あなたのお父さんやお母さんは一緒に来てないの?」

お願い「来てない」

じゃあ、子どもたちだけで来たのかな。

お願い「もう帰ったかも」

あー、近所ならはぐれたときに先に帰ってるってこともありえるかも・・・

まずこの子自体、どこへ連れて行くべきか。

公園は広いので、管理事務所まで連れていったらかえってお友達と離れてしまうかも。

 

私は動揺しつつもなるべく平静を装って、

ニコ「じゃあ、公園を一周しながらD君を探してみようか。もしどうしても見つからなかったら、お家に帰って確認してみたら?」

と提案しました。

険しい表情を崩さない女の子。

私の提案が気に入らないのか(もっと違ったことをしてほしかったのか)、不安なのか、分かりませんでしたがひとまず二人で歩き始めました。

女の子が怖がらないよういろいろ話しかけてみたのですが、

 

ニコ「何歳?」

お願い「6歳」

ニコ「じゃあ一年生かな?」

お願い「わからない」

ニコ「じゃ年長さんかな?」

お願い「ちがう。学校」

 

マスクで分からなかったけど、よく見ると日本人ではないっぽい。

日本語は使えるけど、返すのは難しいときがあるみたいでした。

 

公園の一角に近づくと、女の子がずんずん歩き始めました。

お願い「さっきまでここで遊んでた」

じゃあ近くにいるかも、と思ったその時、

お願い「あ!」

と言って駆け出しました。

その先には、小さな子を抱えた背の高い女性。

私を見て会釈をしてきました。

あ、きっとこの人たちだ。

そう思って、

ニコ「よかったねー!バイバイ」

私も会釈をしてその場を去りました。

役には立てなかったけど、とりあえず見つかってよかった・・・。

どうやら女の子は、友だちのD君(思ったより小さかった)とそのお母さんと公園に来ていたようです。

「自分の親は来ていない」も「友達と来た」も間違いではなかった。

 

ほっとして旦那たちのところへもどったら、

「せりも迷子になってたよ」

って旦那に言われましたガーン

せりは遊び始めたものの周囲に親がいないことに気が付き、不安になってより遠くの水場のほうへ移動してしまったようでした。

半泣きのところを親切な女性に声をかけてもらっていたらしい。

無事だったからよかったけど・・・ヒヤッとしました。

 

そのあとれいと旦那はミミズを収穫して帰りました。

 

あと一歩で大変なことになるところだった、というとき、私はホッとするよりも「本当に大変になるところだった」といろいろ怖い想像をして不安が増してしまい、気持ちがざわざわして落ち着かなくなってしまいます。

 

この日もずっと日中のことが頭から離れず、結婚記念日でもあったのですが、なんかもうそれどころではなく夕食をつくったら電池切れでしたショボーン

 

あと、ミミズは落ち葉と一緒にバケツに入れて排水口ネットをかけて室内に置いておいたのですが、朝見たら

4匹くらい這い出て

リビングで干からびていました

ヒャーガーンガーンガーン!!!