予約表が埋まった朝、受付の笑顔だけではもう息が続かなかった
朝の内科クリニックで、
予約表は開院前からほとんど埋まっていました。
電話は鳴る。
待合室の椅子は埋まる。
受付カウンターには、保険証と診察券が重なっていく。
私は医師ではありません。
診断も、処方も、順番を飛ばす判断もできません。
それでも最初に怒られるのは、いつも受付でした。
「あと何分ですか」
「予約したのに、なんで待つんですか」
「もっと早くできませんか」
そのたびに、私は同じ声で謝りました。
本当は丁寧に確認しているのに、残るのは待ち時間とクレームだけ。
休憩室に入った瞬間、
笑顔を作っていた頬だけが、重く感じました。
副業を調べても、
「顔出し」「毎日投稿」「明るく発信しましょう」ばかり。
また、誰かの前で明るい私を作るのか。
また、反応や数字に追われる場所に行くのか。
そう思うと、スマホの画面を閉じてしまいました。
あなたが弱いわけじゃないと思います。
人に向き合う力がないわけでもない。
ただ、今の疲れ方に合わない副業の形を、
選ぼうとしていただけかもしれません。
もう一つ笑顔を増やす前に、まず見直すべきことがあります。
