真っ黒けっけの旧我が家の取り壊しが、少しずつ進み出しました。

先日は水道管撤去作業を行っていました。

まだ旧宅は除雪をしていなかったので雪深く、もう少し解けてくれないとたいへんなのですが、まずは一歩前進です。余りにも放置時間が長いと、春先は虫さんが生き生きする時期なので、御近所さんからクレームが入りそうで、できれば急ぎたい所なんですが、仕方がないですね。こういう時に雪国は辛いです。

さて、目処がつきそうになったので、最後のガサ入れに行ってきました。

比較的生き残っていた1F長男の部屋は、既に9割方ガサ入れ済みで、生き残りを救出してあります。

問題は2F長女次女の部屋。床は抜け落ち、僅かの歩けるスペースも崩壊する危険ありです。

でも一握りでも生き残りがあるなら回収したい…その想いは当たり前に強く、命懸けで臨んできました。

中は相変わらずの炭臭で、雪解け水が滴っています。彼女は綿棒さんとペアで、脚立を2Fベランダまで引っかけて昇り、慎重に奥の自室へ向かいます。一方私は、次女の部屋の真下へ潜り、落ちてしまったブツを探します。

そして漁る事2時間…思いの外収穫がありました。ただ…溶けてます。あと放水で違う所に吹っ飛んでいるようです。後ろ髪引かれながらも、諦めて帰宅しました。

数日置いて、長女もガサ入れに入りましたが、高所恐怖症が仇となり、次女を格安料金で雇いお願いしてました(笑)
こちらもかなりの収穫がありました。

今は現自宅で干したり洗ったりの毎日です。

でも…貴重品はやっぱり見つかりませんでした。心苦しい限りです。

来週はいよいよ取り壊しです。