DQに関係のないワンコのお話。 | めいつなとアラナミが見たアストルティア

渡しの職場では、アニマルセラピーのためにワンコを1匹狩っています。

 

他の部署では猫、鶏、ウーパールーパ、インコ、ヤギ等も飼われていますが、私の部署は可愛いワンコです。

 

今日はそんなワンコのお話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワンコは、入居者様や職員に可愛がられています。

 

名前を呼べばしっぽを振って走ってきますし、お手・待て等もきちんと出来、

 

とても賢いワンコです。

 

そんなワンコには、とっても困ることがありました。

 

 

 

 

入居者様や職員以外の見知らぬ人が部署に訪れると興奮し、「ワンワン!」と吠えまくります。

 

そんなとき、近くにいた人――――そう、例え今まで可愛がってくれていた人にまで牙をむきます。

 

その牙をむかれた人は、立っていたなら足を噛まれ、なだめようと手を伸ばしたなら手を噛まれます。

 

入居者様が噛まれそうになったこともあります。

 

そんなときは職員が入居者様をかばい、代わりに噛まれることになります。

 

 

 

 

あまりにも多くの被害者を出したワンコは

 

吠えると電流が流れる首輪を装着されました。

 

電流が流れると「クゥウン…」と悲し気な声を出し、大人しくなります。

 

ですが、それを見ると可愛がっている人たちはとてもとてもワンコが可哀想になりました。

 

それでもその首輪を外す事は許されませんでした。

 

 

 

 

 

最近では、ワンコに噛まれた職員の被害者が多く、労災を使い過ぎ問題が浮上しました。

 

そこでついに、ワンコの殺処分が決まりました。

 

「次に人を噛んだら」という条件で。

 

入居者様に名前を呼ばれ走り回っていたワンコ。

 

嬉しそうにホールを駆け回り、入居者様の心を癒していたであろうワンコ。

 

今では入居者様の目が届かず、仕事中は滅多に近づかない職員の休憩室&ロッカーのところに

 

ひっそりと繋がれています。

 

紐で動ける範囲に立ち入り、職員の人が噛まれないように檻の中で繋がれています。

 

 

 

 

 

アニマルセラピーとは何だったのか。

 

私は問いたい。

 

檻の中に閉じ込め、人の目に映らない、触ることすら許されない。

 

そんなアニマルセラピー。

 

 

 

 

私はアニマルセラピーの意味をもう1度考えてほしいと思う。

 

だけど、ワンコを可愛がってた人たちにとっては殺処分にならないための苦渋の判断だとも思う。

 

「入居者様が目の前を通り、檻の中に手をいれたら。」

 

「知らない間に噛まれていたら。」

 

そう思っての判断だとも理解できる。

 

理解できるが、それでも今の環境はとてもとても悲しいことだ。

 

人間の身勝手で簡単に「殺処分」なんて言葉が出てしまう。

 

そんな日本が、――――世界が、少しでも変わればいいと願う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

暗い話だったので、最後に明るい話を1つ。

 

 

 

 

サポでDK4を今さらながらにクリアしました!

 

 

 

 

 

サポでも行けるもんだ(*'ω'*)♡