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絵本と孫ちゃん大好き

絵本講師しみずちえこです



毎週楽しみにしていたドラマが

終わってしまいました。



『さよならマエストロ

〜父と私のアパッシオナート〜』


https://www.tbs.co.jp/sayonaramaestro_tbs/ 



私は音楽•••

特にオーケストラ演奏が大好きなので

このドラマにすっかり はまっていました。



見逃してしまって

(うたた寝してしまい、気づいたら10時〜ガーン)

あわててTVerで見たほどです。



刺激的な事件も起こらないし

熱血漢のヒーローも出てこない。



でも登場人物すべてがいい人たちで

あたたかい。



こういうドラマが

増えてほしいなーと思います。



NPO法人「絵本で子育て」センター所属 絵本講師です。


子育て中のお母さんお父さん、保育園幼稚園で子どもたちと過ごす先生がたに、絵本の力、絵本を読むことで育めるものをお伝えしています。




熱く語っている過去記事下差し



最終回の物語の中で

思わず書きとめた言葉がありました。



「この世界は美しいものだと肯定してくれる、希望をくれる曲です。」



マエストロ (中心人物の楽団指揮者)

を師匠と慕い、指揮者をめざす

高校生の天音(あまね)さんが

彼に質問します。



「ライン(シューマンの交響曲第3番の副題)って

師匠にとってどんな曲なんですか?

いつも『どんな気持ちでその曲を奏でたいか考えてごらん』っておっしゃるから」



その問いに答えて

「この世界は美しいものだと肯定してくれる、希望をくれる曲です。」



聞く人に

この世界は美しい、

この世界は生きるに値すると

感じさせてくれる希望のしらべ。



私にはこの答えが

とても共感できる言葉でした。





私にとっては絵本も



『ぐりとぐら』も

『はなをくんくん』も

『かさじぞう』も



この世界は美しい、

この世界はステキだと、

希望をくれる物語です。



読む人の心の中に、聞く人の心の中に

この世界のすばらしさを

ひとつずつ置いていくように

教えてくれる。

感じさせてくれる。





戦争が現実におきている時代に

生きている子どもたち。私たち。



絵本の伝える美しい世界は

子どもたちの心の中で

嘘ではない

本当のこととして積み上げられ



希望を抱いて生きていく糧になると

信じています。



あのマエストロが

音楽から希望を受けとるように。



子どもたちに絵本を読んであげたい

大切な理由のひとつです。



大人の私たちが

子どもの心に育てたい希望の木の種を



私は絵本を読むことで

蒔いていきたいと思います。

子どものまわりにいる皆さんに

蒔いてほしいと思っています。






被災地の皆様の安全と

一日も早い復興を

お祈り申し上げます