まだまだ
あついうどんが恋しい季節。
昨日は長野も冷たい風が吹き荒れ
さっむ〜
でも、その前日は
なまあたたかい風が吹いてた
三寒四温•••と書こうと思ったら
本来は冬に使う言葉なんだって。
三寒四温はもともと中国北東部や朝鮮半島北部で起こる冬季の気候現象で使われていた言葉です。気候の違う日本では、寒暖の変化がはっきりとあらわれる早春に、寒い日が続いたかと思うと温かくなりというのを繰り返し、冬から春へと季節が変わっていくニュアンスで使われることが多くなりました。
結局、日本では2月に使っていいらしい。
•••なので
三寒四温の季節柄
どうぞご自愛くださいませ。
(あれ?結びの挨拶?)
一日の終りに
布団の中で開く本。
昨年末から、繰り返し繰り返し
一節ずつ読んでいます。
もはや「生涯の愛読書」だと感じます。
毎日選ぶ一節から
新たな感動をもらって眠ります。
渡辺 和子 /著 幻冬舎文庫
その続編も読んでいます。
渡辺 和子 /著 幻冬舎文庫
一昨日の夜に読んだ一節から。
(『置かれた場所で咲きなさい』
第二章 明日に向かって生きる より)
(前略)
その日の授業後に提出されたメモを読んでいたところ、次のメモが目に留まりました。
「最近、こんなCMがありました。いのちは大切だ。いのちを大切に。そんなこと、何千何万回いわれるより、"あなたが大切だ" 誰かにそういってもらえるだけで、生きてゆける」その学生は続けて、「近頃、この言葉の意味を実感しました。" 私は大切だ。生きるだけの価値がある" そう思うだけで、私はどんどん丈夫になってゆきます」この学生は、きっと誰かに "君が大切" といわれて生きる自信をもらい、"丈夫"になっていったのでしょう。二年後に卒業していきました。
大学の学長として
教鞭をとっていた著者が
いのちに関する講義をしたあとに
提出された学生のメモ書きの感想から
引用している節です。
いのちは大切と何度教室で聞かされても、ポスターで読んでも、そのことが実感できていなくては、だめなのです。実感するためには、心に届き、身に沁みる愛情が必要なのだと、私も自分の経験を思い出しました。
続けて
著者は六十年以上前に
「あなたは宝石だ」といってくれた
仕事の上司について書いています。
(中略)
後に教育の場に身を置くことになった私にとって、これは得難い経験でありました。つまり、人間の価値は、何ができるか、できないかだけにあるのではなく、一人のかけがえのない「存在」として「ご大切」なのであり、「宝石」なのだということ。それが体感でき、魂に響く教育こそが、カトリック教育なのだということに気付いたのです。
ノートルダム清心女子大学学長
同学園理事長を務めた
シスターであった著者は
それこそが、カトリック教育なのだ•••
と書いていますが
このことは
仏教教育でも、日本の学校教育でも
家庭教育でも最も大切なことに
違いありません。
兄や姉に比べても、劣等感を持ち、自分は「石ころ」としか考えていなかった私は、一瞬耳を疑いました。しかし、この言葉は、それまで生きる自信のなかった私を、徐々に"丈夫"にしてくれたのです。
著者自身が語る
自分を"丈夫"にしてくれた言葉と
身に沁みる愛情が
すべての子どもたち
すべての人に
降りそそぐことを願います。
私もそのことを
「子どもと絵本を読む」という手段で
成し遂げたいと思います。
鈴木 まもる /作 ポプラ社
世界でたったひとりの
あなたへ
(絵本の袖に書かれた言葉)
わたしは あなたが
だいすきです
せかいで いちばん
あなたが だいじ
あさも ひるも よるも
あなたと いっしょ
いつでも あなたを
まもってあげる
どこにでも あなたと
いっしょに いこう
あなたが さみしいときは
いつでも おいで
(文中より)
🌞
🌞
🌞
昨日は寒かったですね
今日は太陽が
暖かく降りそそぎますように
被災地の皆様の安全と
一日も早い復興を
お祈り申し上げます