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絵本と孫ちゃん大好き

絵本講師しみずちえこです



大人のための絵本の会
1月の例会はランチ会でしたラブ


お料理も美味しくて
メンバーさんも笑顔いっぱいで
最高に楽しい会になりました。


もちろん絵本タイムも。
(写真提供、メンバーのヨッシーと朱美さん
ありがとう泣き笑い)



美味しかったお料理のことは
ヨッシーのブログからどうぞOK
ヨッシー、ありがとう飛び出すハート


 この日参加してくれた7人の皆さんは
ステキな淑女ばかりキラキラ
(メンバー全員で11人になりました)


いろんなことに興味を持ち
やりたいことにチャレンジする姿は
前向きでかっこいい。


ほとんどが私よりお姉さんだけど
アクティブで元気いっぱいで
全く年齢を感じさせない。


「絵本っていいね~照れ」って
心から楽しんで味わってくれるのが
すごく嬉しくて。


毎回持ち寄ってくださる絵本も
それぞれステキな絵本ばかり。
読んでもらう幸せを
皆さんからいただいています飛び出すハート


私、ホント〜に
皆さんと出会えて良かったです〜😭イエローハーツ
ありがとう、ありがとう
ありがとう〜〜〜泣
 


NPO法人「絵本で子育て」センター所属 絵本講師です。


子育て中のお母さんお父さん、保育園幼稚園で子どもたちと過ごす先生がたに、絵本の力、絵本を読むことで育めるものをお伝えしています。




熱く語っている過去記事下差し


先日、仕事帰りに美しい満月を見ました。


1月の満月を「ウルフムーン」と

言うのだそうです。



真冬の食糧不足を嘆く飢えた狼の遠吠えにちなんで名付けられています。

•••と、書いてありました。



真冬の食糧不足は
ウルフ以外の動物たちも困るだろうに うーん
なんて思ってしまいましたが


ウルフってなんか、かっこいいから
まあいいか爆笑

 


お月様


お月様


お月様



狼は出てこないんだけどあせる



みみずくに会いに行くお話。



 ジェイン = ヨーレン /詩

ジョン = ショーエンヘール /絵

工藤 直子 /訳 偕成社



冬の夜更け、女の子と父さんは、みみずく探しに出かけます。

降り積もった雪を踏みしめながら、女の子は父さんについていきます。

「ほうーほう ほ・ほ・ほ ほーう」

と、父さんは、わしみみずくの歌声でよびかけます。

あえたりあえなかったり――それがみみずく。みみずくに会いたいなら静かにしてなきゃ。

兄さんたちに教わったことををしっかり守りながら、女の子は寒さを我慢して父さんについてゆきます。

「ほうーほう ほ・ほ・ほ ほーう」

ついにみみずくの返事が聞こえ、しばらくして二人の前にみみずくが姿をあらわします

(絵本ナビ 作品紹介より)



冬の夜の冷たい空気と

しんと静まりかえった森の情景が

身体全体に伝わってくる絵本です。



読むうちに

お父さんと女の子の

雪を踏む足音さえ聞こえてくるようです。



なのに森全体は

しーんと音がない世界です。



文章は

女の子の話す言葉で綴られているのに

空気感や静寂が感じられるのは

絵の力なのでしょうか。



裏表紙にもみみずくがいることに今気づいた



それとも•••



訳者が工藤直子さんだから?

※工藤直子

詩人、童話作家。『てつがくのライオン』『のはらうた』などの作品がよく知られています。



原書を読んだことがないので

(読んでもたぶん、理解できない汗)

工藤直子さんがどのくらい

原書に忠実に訳されているかは

わからないのですが



私はこの絵本の文章を

工藤さんらしいと感じます。

とても好きです。



雪は しゃりっと こおっていた

ふたりの足音も しゃりしゃりいった

足あとは 灰いろの ちいさなくぼみ

ふたりのうしろに てんてんてん

とうさんの影は ほっそりながい

わたしの影は ちんまりまるい

とうさんのあと おいかけて

ときどき ちょろっと はしったら

ちんまりまるい 影ぼうしも

わたしのうしろで

はねていた


(文中より)



詩を読むことが少ないので
この絵本で「詩」に出会うと
言葉ひとつひとつが
きわだって煌めくような感じがします。


月が まぶしく かがやく夜に

なんだか わくわくするものが

しずかに つばさをひるがえし

ひかりのなかを とんでいく


(文中より)





月のきれいな、冬の夜に

静かに読んでみてはいかがでしょう。



星


星


星



寒い夜が続きます。

手をつなぐ人はいますか?

隣で過ごす人のぬくもりが

心まであたためてくれますように。



被災地の皆様の安全と

一日も早い復興を

お祈り申し上げます