絵本と孫ちゃん大好き、絵本講師しみずちえこです。
金曜日に職場で
「たなばたまつり」の行事を
計画していました。
「まつり」と言っても
七夕の由来の絵本を読んで
天の川や、織り姫 • ひこ星の
星の話をして
最終的には
ゼリー(スーパーで買った3連の安いやつ)を
食べるだけなんだけど。
ところがその日は参観日と重なり
児童の大半が、参観日帰りのお家の人と
早くに帰ってしまったので
(ゼリー持ち帰りで )
絵本は週明けの月曜日に
読みました。
舟崎 克彦 /文 二俣 英五郎 /絵
教育画劇
七夕の由来を書いた絵本は
いろいろあって
(うわっ、⬆これ滝平二郎さんだ!!
見てみたい)
でも私は
二俣英五郎さんの絵が好きなので
👇 👇 👇
だから
毎年きまって
これを読んでる気がします。
この絵本のお話は、中国で生まれた伝説です。七夕は、日本の「棚機女」という行事に、織女星と牽牛星の伝説、そして中国から伝わった「乞巧奠」という行事があわさったものといわれています。
むかしむかしの中国の、天のお話。織姫と牛飼いは、出会ったとたん、恋に落ちました。日本で愛されつづける、一年一度のめぐり合いの伝説・七夕物語を描いた絵本。
(アマゾン 作品紹介文から)
恋に落ちた二人が
すっかり夢中になって
仕事も疎かにするようになり
困った天帝(天の国の王様•••織姫の父)が
「もう会ってはならない」と言ったら
ふたりとも、泣き暮らすあまり
ますます仕事も手につかなくなり。
いや~、星の世界も
恋というのは厄介なもので
天帝から一年に一度の逢瀬を許されて
真面目に働くようになりました。
(めでたしめでたし)
絵本を読み終えて
実際の星の話をします。
夏の夜に南の空を見上げると
3つの輝く星があるよ
「夏の大三角!」
(お〜、さすが4年生)
そうそう、その大三角の
3つの星のうち、2つがね••••••
「ベガとアルタイル」
(お〜 )
そうそう、そのベガが織姫で
アルタイルがひこ星(牛飼い)!
ここらへんではあまり見えないけれど
明かりの少ない山の上に行くと
ベガとアルタイルの間に
うっすら見えるのが••••••
「天の川〜」
そういうわけ
でもね、
天の川を挟んだベガとアルタイルは
14.4光年も離れてるんだって。
「••••••••••••???」
「光年って?」
光の伝わる速さで
14年半かかるほど
遠いってこと。
(私、ドヤ顔)
「えー 」
「じゃあ、無理じゃん!」
なんだよねー
••••••••••••
「きっと
シュッて行くんだよ」
「神様だからね」
「いや、星だからさ」
小学生と話すのは
空想と現実の世界を行ったり来たりして
なかなか楽しいものです。
3年生からの中•高学年の施設ですが
純粋な気持ちが伝わってくる言葉に
嬉しくなったりするのです。
なーんちゃって