絵本と孫ちゃん大好き、絵本講師しみずちえこです。
新年度が始まり
4日が過ぎました。
今週からは新しい子どもたちを迎えて
いつもの部屋で活動しています。
が
たまたま昨年度
子どもの人数が少なかったので
部屋にあふれる人の数に
酔ってしまうような状態です。
いや、もっと大勢のお子さんを
お預かりする施設がある中
へこたれてはいられません
朝8時ちょうどにやってきて
18時過ぎまで元気に過ごす
小学3年生から6年生
みんなえらいな~と思います。
家でゴロゴロしていたい、
ゲーム三昧したいな〜、なんて
思わないのが
すごい
(いや、思う子もいるだろうけど。
ぜんぜん思っていいんだけど。)
そんなお子さんたちに
少しでも楽しいと感じてほしくて
工作の材料を揃えたり
「こんな遊びもできるよ~」と
見せてみたりします。
ふと耳から入る、
「〇〇〇もけっこうたのしいね」
と友だちにささやく声に
(〇〇〇•••私たちの施設の名称
今まで△△△△という
低学年施設で遊んでいた子どもたち)
ぐふふ•••と笑う。
「センセイ!
レゴの部品、スゴイ
宝の山だ〜」
「うん。△△△△には
こんなにいいやつ、なかった〜
天国だ〜 」
の声に
ぐほほほ〜とニヤける。
「人生ゲーム、超楽しい
116万円たまった~ 」
「明日もやろう」
「ぜったいやろうね~」
の会話に
うひゃひゃ〜と思う。
楽しそうで良かった良かった
この数日の間に
ここ、楽しいって
思ってもらうのが大切です。
「決まりを守って」
とか
「人と仲よく」
とか
「センセイの指示通りに」
なんてことは二の次、三の次
(もちろん、それも大事だが)
まずは
ここ、楽しい
ここにいることが安心
と、思ってもらわないといけません。
•••と、私は思っています。
そして、わが施設のスタッフ全員
楽しさと安心感をつくり出すのに必須の
笑顔とあたたかさを備えた
精鋭ぞろいだと思っています。
今こそ、それぞれが精いっぱい
子どもたちと向き合っています。
はじめが肝心です
でもまぁ
子どもたちが
ここ、楽しい と思い、
ここ、安全 と感じるためには
気をつけてほしいことも
守ってほしいこともあるわけで
どういうふうに
話せばいいかな~と考える中
つい先日読んだ言葉
おとなが話しかけることばも できるだけ節約することです。くどくどと同じことを、大して気もいれずに くりかえすというようなことをしていると、こどもも心得て聞き流すすべを身につけるものです。短くても、聞きのがしたら たいへんというようなことを、適切なことばで話しかけるようだと、子どもは、ことばを聞く、ことばに聞き入るということをするようになるのではないでしょうか。
松岡享子/著
サンタクロースの部屋
ー子どもと本をめぐってー
から
講演「ことばの世界」より
松岡 享子 /著 こぐま社
タイムリーに読めたので
どんなふうに話すか
しっかり考えて
昨日も
節約して話すことを心がけました。
大して気も入れずに
くどくど話す
私たちのような立場に
ありがちな言葉のかけ方です。
聞きたくなるような適切なことばを
気を入れて話すおとなで ありたいもの。
はじめが肝心です