絵本と孫ちゃん大好き、絵本講師しみずちえこです。
昨夜 夫が
テーブルの上の
落花生の袋を差し出して
「どうぞ
もうすぐ節分ですから」
というので
いやいや、その前に
まだこれから大寒ですし•••
と思った私です。
実は昨日
寒中見舞いのはがきを
印刷したばかりです。
(年賀状デザインの本に
寒中見舞いのページもあったので)
昨年の暮れに
例年以上に喪中はがきが届き
普段会えないでいる昔からの親友も
お義母さんを送った年だったと知り
知らなかったとはいえ
失礼してしまったな~と、
今さらですが
喪中のお見舞いをしたかったのです。
寒中見舞い
皆さんは出しましたか?
いつも出していますか?
それでも「節分」と聞いて思い浮かんだ
節分行事にちなんだ絵本
日野 十成 /再話 斎藤 隆夫 /絵
〜日本の昔話〜
福音館書店
このお話は一見
節分行事などと関係ないと思うのに
最後まで読むと
しまった
これは豆まきの絵本だったか~と
気づく一冊です。
小学校の図書館で
毎年、節分前に読みました。
本当に愉快な、ありえないお話に
小学生は実にいいツッコミを入れてくれて
ツッコミが入ることを承知の上で
読み手は淡々と読んでいく、
その感じも嬉しいのです。
欲しいと思いながら持っていないので
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=1099
「かかさん、かかさん
はらが いたくてたまらん
どうしたら いいかのう」
「ととさん、ととさん
おてらの おしょうさまに
きいてみなさるといい」
「ととさん、ととさん
そりゃあなあ
はらのなかに むしがいるせいじゃ
かえるを のむといいぞ」
ととさん(だんなさん)と
かかさん(おくさん)と
おしょうさま
登場人物3人の
繰り返される会話も楽しい。
テンポよく
どんどんエスカレートしていく
(おしょうさまの言葉にしたがい
次々にいろんなものをのむことに•••)
お話の展開もすごくいい
こんな昔話
私は知らなかったなあ~
読み聞かせボランティアで
聞き手の気持ちをつかむには
やっぱり奇想天外が一番です。
寒い日はあっても
ここのところ雪が降らない長野市です。
節分までに
ドカッと降るかな~
昨年のこの時期は
実家の屋根の雪下ろしも
何度かしたのですけれど