土曜日に
東京国立博物館で開催されている
「皇居三の丸尚蔵館グランドオープン
プレイベント In 表慶館」
へ行って来ました。
東京国立博物館(トーハク)本館の横に
明治期の洋風宮殿建築があるのを
ご存知でしょうか?
これは1908年に大正天皇のご成婚を祝って
市民から国内初の本格的な
美術館として奉献された
「表慶館」という建物で
重要文化財に指定されています。
空襲や関東大震災にも耐えて
今も残る数少ない明治末期の建物
だそうです。
普段中、は公開されていなくて
いつも外から眺めるだけだった
素敵な建物の中に入れる!
しかも展示内容は
この秋リニューアルオープンする
皇居の三の丸尚蔵館の所蔵する
伊藤若冲筆「動植綵絵」の
高精細複製品完成の初公開!
というどちらも魅力的なものでした。
設計は赤坂迎賓館と同じ
宮廷建築家の方だそう。
エントランスを入ると
ドーム天井までの吹き抜けのホール
漆喰のレリーフが美しい。
この左右に展示室がひとつづつあります。
左右の展示室の突き当たりは
優雅な階段室になっていました。
残念ながら2階は非公開。
今回の展示は
現在改修中の皇居三の丸尚蔵館の
秋のグランドオープンに先駆けて
国とキャノン(あのコピー機の)による
共同研究プロジェクトで作成した
伊藤若冲の「動植綵絵」
高精細複製品の完成披露とのこと。
なぜ複製品を作るのか?というと
国宝の「動植綵絵」などの文化財は
展示で受けるダメージなどを考えると
なかなか頻繁に公開できないけれど
複製品ならばガラスケースに入れる
必要もないので
もっと自由に鑑賞できるようにするため。
簡単に複製品とは言っても
一幅の掛け軸を高精細カメラで
何分割にも分けて撮影し
デジタルデータを再度繋ぎ合わせて
元の色に合わせて色を補正し
和紙に印刷できる特殊なプリンターで
出力したものを再度元の色と比べて
出来上がったものにも金彩を加えたりと
現代のデジタル技術と伝統技術を駆使して
新たな芸術品として制作してあり
美しさに圧倒されます。
全て撮影OKなのも複製の良さ。
でも、写真じゃ全然伝わらない
このほか、2023年に制作された
狩野永徳作「唐獅子図屏風」
の複製も展示されていて
こちらも大迫力でした。
このイベント自体は無料なので
トーハクの常設展観覧料1000円で
見られます。
(加賀前田家の特別展も見るなら
2300円)
前期、後期で15幅づつ入れ替え
するので
5月2日以降には残りの15幅が
見られます。
秋の三の丸尚蔵館のオープンも
楽しみです。






