一昨日に発売されたバンダイのお求め易いソフビ

ゴジラ(1955)とアンギラス(1955)


●ムービーモンスターシリーズ ゴジラ(1955)
1955年(昭和30年)に公開された東宝ゴジラ映画第2作「ゴジラの逆襲」に登場したゴジラスーツをバンダイがソフビ化したもの
18年前に、バンダイが発売したゴジラソフビの限定セットに含まれてたソフビを、成形色や塗装を変更して単品売りにしたものだな
ゴジラ(1955)のメインスーツは、ファンの間では逆襲ゴジラとか逆ゴジとも呼ばれてる
大量生産のバンダイソフビだけど、ゴジラ(1955)の特徴を確実に捉えてる  本当に独特な顔をしてるからな
1954年の初代ゴジラは、戦う相手の怪獣がいなかったので、足元の人類を上から見下ろすかのように、目線が下を向いてるビジュアルが多いけど、この逆ゴジは戦う相手怪獣がいたので目線を前に向けてる
1954年(昭和54年)公開の第1作「ゴジラ」のラストで、山根博士が水爆実験の続くかぎりはと懸念していた通りに、第2のゴジラがやはり出現した
中に人が入る初の怪獣のキグルミだった、第1作「ゴジラ」に登場した初代ゴジラの最初に出来たメインスーツは、生ゴムの固まりのようで人が入っても動けたものではなかったらしく、かなり試行錯誤したみたいだけど、第2作「ゴジラの逆襲」に登場した逆ゴジのメインスーツは、手足も分割式にされスタイルもスマートで、人体の形に近い動けるスーツにされた  アンギラスという対戦する怪獣もいたので、本当にアクションの出来る動けるスーツでないといけなかった


●ムービーモンスターシリーズ アンギラス(1955)
これまでのバンダイソフビの昭和アンギラスは、1968年(昭和43年)公開のゴジラ映画第9作「怪獣総進撃」以降のアンギラスをモデルにしたソフビだったけど、第2作「ゴジラの逆襲」に登場した初代となるアンギラス(1955)をソフビ化したのはこれが初になる
これも大量生産のバンダイソフビだけど、初代アンギラスの特徴を上手く捉えてる
2代目アンギラスは、初代に比べたら全体がコンパクトに整っていて、頭や手足も若干太く可愛く見えるイメージだよな  個人的には犬の様にも感じる(笑)
初代アンギラスの劇中で見られるスーツは、造りが荒い様にも見えるけど、甲羅が大きくて頭や手足が細く見え爬虫類っぽく見える  このソフビだと頭は大きく感じる
四足怪獣にあらず、中に人が入ってる四つん這い怪獣
1955年の「ゴジラの逆襲」で初登場となったアンギラスは、ゴジラと同じく水爆実験で怪獣化した恐竜アンキロサウルスとしてる
アンギラスは、ゴジラ映画初の対戦怪獣としてデビューしたけど、「ゴジラの逆襲」の内容をザックリと表すと、ゴジラ対アンギラスは先に片をつけ、あとは飛行機乗り(海洋漁業パイロット)たちの生活を描いて、最後に飛行機乗りたち対ゴジラになってる