以前にアップしてる画像やら文章のほぼ使い回しだけど、また今年もアップ

11月3日は文化の日だけではない

本日、11月3日はゴジラの日

日本記念日協会に登録されてる

ゴジラは今年で69歳になる

1954年(昭和29年)の11月3日に、東宝のゴジラ映画第1作となった水爆大怪獣映画「ゴジラ」が公開された

第1作「ゴジラ」が製作された当時は、まだ戦後9年しかたってなく日本国民には戦争の記憶がまだ新しかった時代

当時は戦争が終わったとはいえ、まだアメリカや旧ソ連等は核兵器開発に余念がなく、核実験を頻繁に行なってた時代であった

ビキニ環礁での核実験により近くで操業してた日本の漁船=第五福龍丸が被爆してしまうという事件もあった1954年

原水爆を作り出した科学の人間への逆襲をテーマに誕生した第1作「ゴジラ」は第五福龍丸の事件をヒントに企画された

眠っていた恐竜の生き残りがビキニ環礁の核実験によって甦り東京を襲うというもの(当初は恐竜型の生物ではなく大きなタコという案があった)

原水爆が生物化し出現したかのようなゴジラ

ゴジラに襲われる人類側の描写も本当にリアルでかなり暗い気持になる  被災者の収容所の描写なんかもたまらん

劇中に登場する人々の「また疎開か」とか、「せっかく長崎の原爆から命拾いした、大切な体だもん」とかいう会話のセリフなんかも、戦後9年しか経ってないという時代背景が生々しく感じ取れる部分

まぁ、自分なんかは特撮パートをメインに見てるのが主なタイプになるけど、そんな鈍い自分でも肌で感じ取れる雰囲気や反戦というメッセージ性

見たこと無い方には、是非とも見てほしい

1976年生まれの自分が、1954年の第1作「ゴジラ」を初めて見たのは、小4の頃(1986年)にビデオをレンタルしてだった
小2だった8歳の時(1984年)に、当時は9年ぶりの新作ゴジラ映画だった第16作「ゴジラ (’84)」を劇場で見て衝撃受けて、自分は「ゴジラ (’84)」かと思ってビデオをレンタルしたら第1作の方の「ゴジラ」だった  パッケージ見てもちゃんと判断できなかったんだな、その頃は(笑)

しかし、その時は第1作「ゴジラ」の内容の意味も理解できずだったな  印象に残ったのはゴジラの暴れるシーンやミニチュア特撮の部分や、ラストの白骨化して消え逝くゴジラのみだった  ストーリーの意味を把握して繰り返して見るようになったのって、中学生になってからである

1954年当時だと、巨大モンスターが登場する映画なんかでは、造形物を少しづつ動かして、コマ撮りするストップモーション撮影が海外では主流だったみたいだけど、それだと時間がかなり必要となる

日本の東宝の「ゴジラ」は与えられた製作期間が約3ヶ月ちょいとかだっけな そこで円谷英二氏が発想した案が、巨大モンスターの着ぐるみを造って中に人を入れて動かすというものだった

初代ゴジラの最初に出来たスーツは生ゴムの固まりのようなもので、とても動けたものではなかったらしい(笑)  2体のスーツがあったといわれてるけど、1体目は150kgありウエイトダウンした2体目でも100kgあったとか

まぁシーンによっては下半身だけとか、口を開けて吠えたり等の動きは手で動きを与えるゴジラ人形(ギニョール)を使ったり
ここから東宝の怪獣映画がスタートした

怪獣映画でありつつ、反戦や反核の想いも込められてた1954年の「ゴジラ」は、空前の大ヒットを記録し、そのヒットにより第2作「ゴジラの逆襲」(1955年)が製作されたけど、内容は人類対ゴジラだけでなく、ゴジラ対アンギラスであった  ゴジラ映画は怪獣バトル映画となった
一般大衆には、映画のメッセージ性がどうとかよりも、ゴジラの迫力の方が強かったのだろうな  まぁ、分かる(笑)
後のゴジラは、本来与えられてたテーマも薄れキャラクター化し、ブランクはありつつも長く続くシリーズとなった
様々な設定やストーリー、ゴジラの造形や性質にも色々な変化が与えられた  対戦する相手怪獣も沢山登場し、ゴジラが完全に正義の味方になってた時期もある
海外再編集版とかハリウッド版、アニメ版等を除外して、日本国産の実写での本家ゴジラ映画は、これまでに29作品
この69年間に29作品だから、休んでた時期が約40年もある  ダメだね  もっと暴れてもらわないと(笑)
ゴジラ70周年は来年だけど、69周年となる今年は、2016年(平成28年)公開の「シン・ゴジラ」以来、7年ぶりとなる新作が登場した
日本のゴジラ映画第30作になる「ゴジラ-1.0」
ゴジラの日である本日、11月3日から公開だけど、1日に先行した上映もあって感想を述べてるものが、もう検索すると出るようになった
自分は平日のどっかで観に行くだろう
あと、今年もゴジラ・フェスがある  日比谷で開催
本日限りのイベントだけど、自分は行かない というか行けないだな(涙)
今夜は休日にやる日雇いバイトを入れてるし、所持金も乏しいから(涙)
せっかく関東に住んでる(28年間)のに、こういうイベントにも行けなくなってる  所持金が乏しいから(涙)
まぁ、いずれ休日も休めて、またイベントにも足を運べるようになるだろうと信じて生きてる(笑)
今年の「ゴジラ・フェス2023」で目立ってるのが、1973年(昭和48年)公開のゴジラ映画第13作「ゴジラ対メガロ」の50周年
ゴジラが完全に正義の怪獣になってた時期の作品
ジェットジャガー 50th と メガロ 50th
ジェットジャガーの撮影用スーツを復刻させるというプロジェクトがあって、短編の特撮作品も製作された
「ゴジラ・フェス2023」で上映されるけど、こういうのをBlu-rayパッケージ化してほしいよな
予告編だけは観たけど、かなり動けてアクションしてる
50年前のジェットジャガーは、正義の怪獣となってたゴジラとタッグを組んで、メガロ&ガイガンと戦ったけど、現在のゴジラは原点に戻った悪い怪獣なので、ジェットジャガーは人類のためにゴジラと戦うみたいだな
ゴジラのスーツの造形は、2004年「ゴジラ ファイナルウォーズ」版のゴジラ
本当に観たいけど、イベントには行けない(涙)