一般に明らかになったのは一昨日となるけど、映画監督の大森一樹さんが、今月の12日にお亡くなりになったらしい
大森一樹さんは、中1だった自分がゴジラ好きとしてドはまりさせられ、決定づけさせられた1989年(平成元年)公開のゴジラ映画第17作「ゴジラVSビオランテ」と、勉強が苦手な自分が塾に通わされ、高校受験にビクビクしてた中3の時に公開された1991年(平成3年)公開のゴジラ映画第18作「ゴジラVSキングギドラ」で監督を務めた人
「ゴジラVSビオランテ」と同じ地繋がりの続編とは思えない位のぶっ飛び感があるストーリーの「ゴジラVSキングギドラ」は、1995年まで続いたゴジラ平成VSシリーズの発端となった作品だな
ギャップがありゴジラ映画の流れでポイント的に見られる2作品を監督として跨いだ大森一樹さん
あっ!「ゴジラVSキングギドラ」の方は監督だけでなく脚本も大森一樹さんだよな
「ゴジラVSビオランテ」(1989年)の製作時に撮られた大森一樹監督と川北紘一監督
自分は、特撮パートを撮る特技監督の方に目線が行く方だけど、人間のドラマ部分を撮る本編監督のお陰で特撮パートも引き立つ  本編監督と特技監督の掛け合いで特撮映画が生まれる
特技監督だった川北紘一さんとはイベントで会ったことあるし話したこともあるけど、本編監督だった大森一樹さんの方は残念ながら肉眼で見たことはない
「ゴジラVSビオランテ」も「ゴジラVSキングギドラ」も出演者のドラマ部分はスタイリッシュでスピーディーだし、本当に独特な格好良さがあるんだよな  本編監督をやった大森一樹さんの力なのだろう  中学生だった自分をゴジラ映画に本格的にハマらせた人物のひとりである
お亡くなりになられたのは本当に残念
大森一樹さんは、「ゴジラVSビオランテ」(1989年)で監督、 「ゴジラVSキングギドラ」(1991年)では脚本&監督をやり、次のゴジラ映画第19作「ゴジラVSモスラ」(1992年)では脚本、飛んでゴジラ映画第22作「ゴジラVSデストロイア」(1995年)の脚本も大森一樹さんだな
「ゴジラVSモスラ」の脚本は、「ゴジラVSビオランテ」の次に企画され大森一樹さんが執筆したけど没になった「モスラVSバガン」の脚本を基にしてる
もしも1990年に「モスラVSバガン」が没にならず実現してたら、1991年の「ゴジラVSキングギドラ」は無かったかもしれないね
でも「モスラVSバガン」も見てみたかった