この”ヒーロー(メタルヒーローシリーズ)”というブログテーマをアップするのは6年ぶりだな
これは1995年(平成7年)の東映メタルヒーローシリーズ第14作になる「重甲ビーファイター」の放送当時にバンダイから発売された「ビーファイター」3体の約17センチサイズのソフビ
重甲戦士セットという商品名で箱に入って販売された物だけど、手元にあるのは箱無しだし状態もイマイチ(笑)
自分が高知から東京へ上京した年である1995年に放送された「重甲ビーファイター」(他に「超力戦隊オーレンジャー」・映画「ガメラ 大怪獣空中決戦」・映画「人造人間ハカイダー」・映画「ゴジラVSデストロイア」等も1995年)
テレ朝系の無い高知では、メタルヒーローシリーズはTBS系メインのテレビ高知に差し込んで遅れネットで放送されてたので、「ビーファイター」は高知の遅れネットで第1・2話を見て、1995年3月11日に上京して翌日の12日からテレ朝系の直で見るようになったのが第6話からだった
特撮関連の仕事につきたかったけど、専門学校に行く金も無いし、そういうジャンルへのコネも無かったけど、上京だけは何とか叶えたいと高校の就職活動で見つけた関東の企業に就職した  全く興味も関心も無い某自動車メーカーに関連した工場だったけど、働いて金貯めて専門学校に行ってやると思ってのに、元々から玩具やら映像ソフト・音楽CD等も集めてたから給料やらボーナスも貯金にはならなかった(笑)
このソフビ見てると、あのクソ油まみれ工場や社員寮の住んでた部屋なんか思い出す  社員寮の通路にゴキブリホイホイを設置したら、5分以内に3匹捕獲したという記憶も鮮明に残ってる  カブト虫は平気で触れるけど、ゴキブリは本当に気色悪いからな(笑)
「ビーファイター」はビートルファイターの略であり、分かりやすいカブト虫(ビートル)とクワガタ虫(スタッグビートル)をモチーフにしたメタルヒーロー
それまでカブト虫をモチーフにした日本の特撮ヒーローは「仮面ライダーストロンガー」(1975年)くらいしか無かったので、ついにメタルヒーローシリーズの方にありそうで無かったモチーフが来たと感激と刺激が入り乱れた(笑)  怪獣や怪人ではカブト虫のモチーフは昔からよくあった
メタルヒーローシリーズは、1990年の「ウインスペクター」から全話通して登場するレギュラーな敵組織というのが無く、新たな怪人を毎週登場させるというパターンも廃して、民間で人間が起こす犯罪や災害と戦うという作品で、そういう作風をメインにして1991年「ソルブレイン」・1992年「エクシードラフト」まで続いた
1993年「ジャンパーソン」ではレギュラーな敵組織というのが復活して3つの敵組織が登場するけど、やはり新たな怪人を毎週登場させるとうのではなく、人間が少しプロテクターを着けた奴とか、過去作品のスーツを流用した敵とかが多く、次の1994年「ブルースワット」もレギュラーな敵組織はあるけど、新たな形状のエイリアンはたまに登場する感じで、殆どは毎回同じエイリアンと戦う感じだった
メタルヒーローシリーズの1990年~1994年までの5年間(5作品)は、怪人のスーツ代が節約になっただろうな(笑)  でも1話読み切りサイズな泣けるストーリーがかなり多かった5年間(5作品)であったので、個人的には大好きである  怪人のスーツ代の節約はしてるけど、ストーリーの方で泣かせてくれますよ、何か心に残しますよという感じだったか(笑)
そんなふうになってたメタルヒーローシリーズも、1995年の「重甲ビーファイター」から原点に帰り、レギュラーな敵組織、そして敵のジャマールが新たなシッカリとした怪人を毎週登場させるという、王道なヒーロー番組のスタイルが復活した
個人的には少し残念にも思ってたような(笑)  毎週登場する新たな怪人も楽しみだけど、メタルヒーローシリーズには違った感覚になってた
いや!でも、このカブト虫やクワガタをモチーフにした「ビーファイター」の造形を見ると、毎週シッカリとした怪人と戦わせてあげた方が良いのだろうと思うようにしてた(笑)  だって、特撮ヒーローなのだから 
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