これまた、特に珍しくはないバンダイソフビ(笑)
1999年(平成11年)のゴジラ映画第23作「ゴジラ2000 ミレニアム」公開当時にバンダイ 東宝怪獣シリーズでリリースされたソフビ  ゴジラとオルガ  ムービーモンスターシリーズと呼ぶようになったのは2001年から 
これは1999年版ゴジラとなるけど、映画は1999年12月から公開で2000年の正月映画とされてたので、このバンダイソフビの商品名はゴジラ2000とされてた  というか、このゴジラが登場した映画タイトルが「ゴジラ2000 ミレニアム」だった  ”ゴジラ死す”で平成VSシリーズの世界観(第1作・第16作~第22作)は1995年に完結し、その後は平成モスラ3部作やハリウッド版のもろにイグアナみたいなゴジラも出てきたけど、日本のゴジラファンの声に応えるかのように、4年の沈黙を破って1999年に復活したゴジラがこの姿だった  映画のタイトルにちなんでミレゴジとか呼ばれてる
1999年「ゴジラ2000 ミレニアム」以降のゴジラ映画はミレニアムシリーズと総称されるようになった  しかし興行的に苦戦して2004年「ゴジラ ファイナルウォーズ」を最後に、ゴジラ映画は再びお休みとなってしまった  それは12年間という長い休みであった
平成VSシリーズ(1989~1995)のゴジラは、頭部が小さく口内の歯も2列にされ、見ようによっては人間に近い顔にも見えたりしたけど(笑)、このミレゴジは恐竜っぽくというか爬虫類っぽくというか、トカゲっぽくというか怪獣っぽさに極力戻したというか、顔を尖らせ口も大きくされて前かがみを意識した姿  背びれはそれまでのゴジラよりも尖ってて高い造形にされてた  大量生産のバンダイソフビだけど、ミレゴジの特徴はほぼ確実に造形されてる  
1999年(平成11年)公開のゴジラ映画第23作「ゴジラ2000 ミレニアム」の世界観は、1954年(昭和29年)の第1作「ゴジラ」のみを残して第2作~第22作は無かったことになってるけど、1954年のゴジラの後も、幾度かゴジラは日本に出現し人類はずっとゴジラと戦ってきたことになってた  平成VSシリーズの間にゴジラの身長設定は80m~100mまで大きくなってたけど、このミレゴジの身長設定は初代ゴジラの身長設定に近い55mにされてた  ミレゴジの細胞にはオルガナイザーG1と名付けられた自己再生能力があるという設定が与えられた  個人的に「ゴジラ2000 ミレニアム」のストーリーはあまり面白いとは思わないけど、当時は日本のゴジラが再び戻ってきたということだけに興奮してたな(笑)  
1999年「ゴジラ2000 ミレニアム」はゴジラだけでなく対戦怪獣が登場した ミレゴジの相手となった怪獣がコイツ  オルガ
東宝怪獣というより平成ウルトラ怪獣っぽい(笑)  個人的にこういう造形の怪獣は嫌いではない
巨大なエイリアンが怪獣化した姿
6~7千年前に地球に漂着してたとされるエイリアンの巨大UFO  深海で活動停止状態だったのを人類が光を当ててしまったために活動し始める
巨大UFOの乗員とされるエイリアン  巨大UFOからゴジラの細胞にあるオルガナイザーG1を取り込み体を作った  当時、「ゴジラ2000 ミレニアム」は劇場で3回見たけど、このエイリアンのシーンでクスクス笑う客が必ずいた(笑)  
エイリアンには吸収したオルガナイザーG1を制御できず怪獣化してしまったこの姿がオルガ  更にゴジラを体内に取り込んでゴジラになって、地球を支配して自分の千年王国にしようとした