金足りずで映像ソフトだけでなく、音楽CDも購入が遅れたりになってる
今年の2月に発売された「帰ってきたウルトラマン」関連CD
先月発売された「妖星ゴラス」「ノストラダムスの大予言」関連CD

⚫️帰ってきたウルトラマン MUSIC COLLECTION(CD3枚組)
1971年(昭和46年)作品「帰ってきたウルトラマン」の音楽と歌をまとめた3枚組CDBOX
「帰マン」の劇中音楽を収録したCDは、1999年(平成11年)にバップから発売された”ミュージックファイル”シリーズで1トラック1曲方式での分割収録が叶ってたので、もう節約して買わないでいようと思ってたけど、また買ってしまった(笑)  音楽が作られたMナンバー順での収録になってるから  あと他作品から流用された音楽も「帰マン」関連として一緒に収録してくれてるから買った
ディスク1は「帰マン」のために冬木透が作曲した劇中音楽をMナンバー順に収録
ディスク2はエピソード限定で追加録音された音楽や、冬木透が作曲した「ウルトラセブン」とか特撮でないTVドラマ等から流用され「帰マン」で使用された音楽等をまとめてる
ディスク3は「帰マン」の主題歌やイメージソング、企画ソング等々のボーカル曲をまとめてる  「帰マン」の劇中で流れる機会のあった当時の歌謡曲や、主演の団次郎が歌手としてリリースした「帰マン」関連でない歌までも収録されてる(笑)  あと「帰マン」の怪獣の鳴き声や、帰マンの変身音やかけ声等の効果音も収録されてる  満腹満腹(笑)  

⚫️妖星ゴラス オリジナル・サウンドトラック(CD2枚組)
1962年(昭和37年)公開の東宝特撮映画「妖星ゴラス」のサントラ2枚組
当時としては20年後の未来であった1982年の出来事とした映画だった  あらゆる惑星を吸収しながら地球に接近しつつあるゴラスという妖星が確認され、人類は地球の南極に広大なロケット噴射基地を建設して、そのロケット噴射で地球を移動させてゴラスの進路上から逃れるという作品  ゴラスの接近で地球上は大津波に荒れて、南極のロケット噴射基地の建設でもトラブルあったり、ロケット焚いたらその熱で巨大怪獣も出てきたりと盛り沢山  円谷英二の東宝ミニチュア特撮がふんだんに楽しめる作品で大好き  南極のロケット噴射施設を飛んでる小型飛行機の形は、この作品の4年後に誕生した円谷プロ作品「ウルトラマン」に登場する科特隊のジェットビートルに流用された
ディスク1は「妖星ゴラス」の劇中音楽のモノラル音源を収録
ディスク2は多元磁気立体音響公開版のステレオ音源を収録してる
モノラル音源とステレオ音源を2枚組にした「妖星ゴラス」単独のサントラはこれが初
メインテーマは、あのドシラ ドシラ ドシラソラシドシラに似てるし、ミニチュア特撮で描かれるロケット噴射基地建設シーンの音楽(17曲目等)のリズムも独特でクセになる(笑)

●ノストラダムスの大予言 オリジナル・サウンドトラック(CD2枚組)
この映画は諸事情で現在までも封印作品となって、日本国内では一度も映像ソフトがパッケージ化リリースされたことはないけど、サントラは幾度かリリースされる機会があり、また手にすることになったか
1974年(昭和49年)公開の東宝特撮映画「ノストラダムスの大予言」の劇中音楽を収録したCD2枚組
五島勉のベストセラーになった本「ノストラダムスの大予言」を基に、破滅してゆく近未来の地球が当時の東宝特撮によって描かれてる  公害や自然破壊による異常気象、放射能汚染、食糧危機から世界戦争へ、そして人類滅亡という最悪な結末を迎える という丹波哲朗演じる主人公の想像が見られる  独特な世界観と雰囲気の映画でかなり暗い気持ちになる 人類に対する警告な映画としてはよく出来てる作品  
まぁ個人的にはゴジラ映画等の東宝のスタッフたちが手掛けた特撮が見られるから好きというだけかな(笑)  この封印作品の特撮シーンの一部は、どさくさに紛れ込ますかのように「ゴジラ」(‘84)や「ゴジラVSモスラ」に流用されてたりもするし
ディスク1は音楽鑑賞用に劇中とは違うアレンジで演奏され映画公開当時にもリリースされたステレオ音源を主に収録して、ディスク2は劇中で使用されてるオリジナル音源(モノラル)を収録してる  今ではサントラ盤でリリースされる音源と劇中で使用してる音源が一緒なのは当たり前になってしまってるけど、昔は音楽鑑賞用にレコード化される音源と、劇中で使用されてる音源が違うというのがあった
この作品単独でのステレオ音源とモノラル音源をCD2枚組にまとめたサントラアルバムはこれが初となる
個人的にこの作品の好きな音楽はディスク2の25曲目にあるM-26(死に急ぐ若者たち)とか、31曲目にあるM-32(最終核戦争)とかだな  軽快な昭和のロック調な曲  追い詰められたような時とか、面倒なこといっぱいな時に、脳内でよく流れてたりする曲だな(笑)  特撮作品のピンチ的なシーンの音楽は本当にカッコいいのが多かったりするから  実生活での本当のピンチは嫌だけど(笑)
先にも書いたように、東宝の1974年(昭和49年)作品「ノストラダムスの大予言」は45年前にクレームが出てしまい、問題箇所をカットしたりもあったけど封印作品となってしまって、日本国内ではビデオやLD、DVD等でパッケージ化されることなく時が流れてる(クレームの箇所をカットしたものをソフト化という案はあったみたい)  封印となった理由の該当シーンがこれ  封印となった理由を知らない方は、各自検索してみよう!