1981年(昭和56年)作品「太陽戦隊サンバルカン」(スーパー戦隊シリーズ5)  第21話「潮風がはこぶ愛」
政府の官邸で極秘の会議  第二次大戦中に沈没したナチスドイツの軍輸送船が日本の岬沖で発見されたと  その沈没船には大量の財宝が  その沈没船を発見したのは一般の海女  日本政府は沈没船の引き上げを検討していた
しかし、その会議にダークQが潜入していて、機械帝国ブラックマグマにその沈没船の事が漏れてしまう  沈没船の第一発見者である海女を見つけて日本政府よりも先に沈没船を引き上げようと企む
そんな時に久々の休暇を喜ぶ地球平和守備隊所属・太陽戦隊のバルシャーク=鮫島欣也と嵐山美佐は、海を見にバイクを走らせてた  しかし、丁度二人が向かってる岬沖にある沈没船の事がブラックマグマに漏れてしまったと嵐山長官から
これが、沈没船の第一発見者である海女の波子  そして弟のひろし  波子は嵐山美佐の友人
ひろしは宝があるかも知れない沈没船を引き上げたがってる
波子は、海女は海でアワビを取るのが仕事だからそんな悪いことは出来ないと
宝があったとしても国の物  そもそも海女に沈没船を引き上げれるわけもない
 ひろしは貧乏な生活にうんざりしていた
「貧しくても幸せに」と母親は言ってたらしいが、その母親が潜水病で亡くなったのも貧乏だったからだと言う
ひろしは、姉がやらないなら沈没船の位置を誰かに売り付けてやると
うーん ひろしに軍配を上げたくなる自分(笑)
そこへタイミング良くブラックマグマのゼロガールズたちが登場  沈没船の位置を買ってあげると二人に大金をチラつかせるのであった  その中の少しで良いから俺にも分けて頂きたい!(笑)   
「こんなお金を持てば、一生後悔するわよ」
「この人達はきっと悪者よ」
「返しなさい!」と波子がひろしからケースを取り上げようとした拍子に、ひろしは吹っ飛んで頭部を打ち気絶
空かさずゼロガールズはひろしに刃物向け
「弟の命が欲しければ、沈没船の位置を言え!」
すると駆けつけるバルシャーク  嵐山美佐は波子とひろしを助け、バルイーグルとバルパンサーも駆けつける  ゼロガールズたちは退散
波子に心を閉ざしたままのひろし  嵐山美佐は沈没船の第一発見者が波子だったことをここで知る
波子とひろしをブラックマグマから護るためサンバルカンたちは見張り  バルイーグルとバルパンサーは海辺のパトロールに行くがそこに登場するイソギンモンガー
そうしてる間に、ゼロガールズたちは病院に潜入
院内を見張ってたバルシャーク=鮫島欣也には爆弾
まんまとひろしは、ゼロガールズたちに捕らえられる  しかし、ひろしは土壇場で沈没船の正しい位置を教えることを拒む
「さぁ、言うんだ  お前は金が欲しいんだろ?」
心の中でひろしは思う
「やっぱり、姉ちゃんの言う通りだったんだ!」
「海女は海でアワビを取るのが仕事なのよ」
「貧しくても幸せに!」
「貧しくても幸せに!」
確かにそれが正しいんだろうよ!(涙)  でもやっぱり俺は貧しいのは嫌だ!沢山お金を持って特撮の玩具を沢山買いたいのです!(笑)  これはメカウジラの心の中の叫び!
沈没船の位置を教えないと姉を殺すと脅されるひろし
「俺はどうなっても良い! 姉ちゃんに手を出すな」
するとゼロワンは
「分かった 分かった」
「だったら言うんだよ、どこだ!どこにあるんだ!」
すると海岸から波子の声が  私が教えるからひろしを助けてと
波子の元に近づくゼロガールズたち  でもいつの間にか、波子は嵐山美佐に入れ代わってた
嵐山美佐は見事にひろしを助け出したかに思えたが、イソギンモンガーが登場し再びピンチに
嵐山美佐は、ひろしだけをなんとか逃がすがゼロガールズたちの刃が  そこへ本物の波子が現れひろしを庇い負傷  これまたピンチ
そこへ颯爽と駆けつけるサンバルカン  めっちゃ晴れた空の下の海辺や、やや曇空の下の海岸で繰り広げられるイソギンモンガーとの戦い  ゼロガールズたちはいつの間にか退散
サンバルカンに一度倒されたイソギンモンガーは巨大化  サンバルカンロボVSイソギンモンガー
この第21話では、バルシャークの変身前の姿である鮫島欣也は出番沢山だけど、バルイーグルとバルパンサーの変身前の姿である大鷲龍介と豹朝夫は、このラストシーンにしか出てこない  豹朝夫がカレー食うシーンも全くない  嵐山長官のスナックのマスター姿も見られず(笑)
「おいら、貧しくたって、これからは姉ちゃんと二人で、一生懸命生きていくよ!」
沈没船から引き上げられた大量の財宝は、国の貧しい人々の為に役立てられたんだと  本当にほんの少しで良いから俺にも分けて欲しいな!(笑)